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【47都道府県】H15-R6高体連登録データ推移(ラグビー)

今年度の高体連登録校数・登録人数が公表されました。
今回はラグビーに絞ってもう少し詳しく各都道府県の推移をみていきます。
元データはこちらから。

①全体の推移

全国の総計を公表されている平成15年度からまとめています。
ラグビー人口の減少というのは以前から懸念されていることではあります。昨年度に比べると校数では25校、人数では340人。

数字からもわかるように残念ながら平成15年以降は下降傾向が続いています。
近年はその傾向がやや緩んでいるような、、でも母数が減っているから、、、なのか。。
【登録人数÷登録校数】で計算した平均人数。これをみるとこの20年でも1校あたり数人の減少ということになります。それだけみると大きな変化ではないような、、でもその数人が大会参加形態にも影響を与えているという感覚はありますね。


各都道府県での平均の差です。地域間格差が大きいといえますが、そう単純には言えない問題もあります。

ブロック別分布-登録校数

登録されている学校数の地域別分布をみています

ブロック別分布-登録人数

登録されている人数を地域別の分布でみています。

②ブロック別・都道府県別

ここからは各ブロック毎に推移をみていきます。ブロック全体の推移と各都道府県での推移です。
グラフは登録校数と登録人数の推移に加えて、登録校数と平均人数の推移、この2つを掲載しています。

北海道地区

東北ブロック


関東ブロック


北信越ブロック


東海ブロック


近畿ブロック


中国ブロック


四国ブロック


九州ブロック


③この数字からは見えてこないこと


実際には学校間の差というのが大きく存在します。
部員数平均40人という地域であっても、実際にはある学校には50人超、他の学校は15人ギリギリもしくはそれに満たない、、、ということもあります。

このあたりをみていく1つの視点としては花園予選への出場形態があります。単独チームで出ている校数、合同編成に参加している学校数。
各校の数字まではなかなか公表されませんが、パンフレット等に人数が掲載されているものもあるので、そういった数字も併せてみていくともう少し状況がみえてきます。この視点からもこれまでのデータを検証できたらいいかなと考えてもいます。

花園予選の組み合わせはこちらに随時アップロードされています。


読んでいただきありがとうございます。日々の雑感やスポーツ、運動にまつわる数字を眺めてまとめています。普段はトレーニングサポートや講義を行なっています。