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【2022花園】体格調べ⑤戦績別比較~正月を迎えたチームの体格~第102回全国高等学校ラグビーフットボール大会

2022年度の花園調べ第4弾。
ベスト8進出チームが確定したので、ここまでの戦績別で体格を比較しました。体格が全てではないけれど、大きな要素となってくるのは間違いないラグビー。
これまでに1回戦~3回戦ごとにまとめてきましたが、その統合版です。これまでの記事は下の方にあります。

花園で年を越すチーム、越せなかったチーム


実際の数字は下記に続きますが、数字からいえる印象としては3回戦に進めたチームとその前に敗退してチームでは各ポジションでも体格に差があるなということですね。
ちょうど3回戦は元旦に行われるので、「花園で年を越せるかどうか」
ということにもなります。
チーム個別に見ていけば、敗退してしまった中でも大きな体格のチームはあります。その逆もあります。体格だけで決められないことはたくさんあります。それでも全体で集計していくとそのような結果になるということで。

*2回戦までで敗退してしまうチームは35チーム。正月越えは16チーム。

正月を越えたチームは、体格と戦績がそこまでのように合致しなくなります。ある程度の体格がある前提での話になってきます。
そもそも、体格以外に体組成や体力要素の指標は全然わかりませんのでかなり視点の限られた比較であることが前提となっています。

以下、実際に比較した数値です。

戦績別比較①

JRFUの公式サイトにある公式記録からデータを抽出しています。
それぞれの戦績別で先発選手-控え選手-登録選手全体でまとめています。

*「4」はベスト8進出を指します
*上位進出したチームはそこまでの平均値になります
 →ベスト8進出チームは、1回戦(もしくは2回戦)から3回戦までの試合の平均値。

戦績別比較②:FWDとBKS

FWDとBKSでのまとめです。


戦績別比較③ポジション別-FWD

背番号別で分類しました。まずはFWDから。

戦績別比較④ポジション別-BKS

続けてBKS。

戦績別比較⑤ポジション別-リザーブ

チームの人数によって、各背番号の選手がどこをやるかに違いはありますが、背番号でそのまま集計しています。番号ごとに、というよりどんな体格の選手が控えているかという方が比較しやすいですね。

次回


今年度の体格比較はここまでで、次回以降はこれまでの大会との比較になります。
数字はちょっと頭に入れながら、実際に繰り広げられる攻防を楽しみたいですね。

これまでの記事




読んでいただきありがとうございます。日々の雑感やスポーツ、運動にまつわる数字を眺めてまとめています。普段はトレーニングサポートや講義を行なっています。