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JAPAN RUGBY LEAGUE ONE2022-2023登録選手体格(2022.11.26時点)

今月発売のラグビーマガジンにリーグワン選手名鑑が付録としてついていました。欧州遠征も終わり、プレシーズンマッチのニュースやメディアカンファレンスの記事も目にします。
まもなく開幕、というタイミングで今年度の登録選手データをまとめました。あくまで公式サイトに記載されている数値のまとめです。
実データとの違いはある可能性もあります。
また、体格だけで決まらないのがラグビー、というかスポーツでもあります。

参照データ

2022.11.26時点での以下のデータを参照しています。

リーグワン公式サイト(チーム・選手データ)

日本代表データ


2022年秋のヨーロッパ遠征メンバーデータを引用しています。

Div.別全選手体格、カテゴリ別登録人数

Div.別でそれぞれ登録選手の平均データが以下になります。日本代表選手との比較も添えています。

全体

FWD

11月の試合では、日本代表の方がFWD先発体重で上回っていた試合もありました。身長の部分ではまだ苦戦しているところもありますが、体重という点では着実に伸びているのかなと感じています。

BKS

FWD/BKSともにカテゴリによって差があるかなと感じるポジションもありますね。Div.1と日本代表選手では差を感じません。

登録選手のカテゴリ

登録選手のカテゴリは以下のように分類されています。
カテゴリBの選手は日本国籍じゃなくても、今後滞在期間などによって日本代表資格を得る可能性がある人材ということになりますね。

①カテゴリ A(日本代表の実績または資格あり)
試合登録枠(試合エントリー):17 名以上 同時出場可能枠:11 名以上

②カテゴリ B(日本代表の資格獲得見込み)
試合登録枠(試合エントリー):任意 同時出場可能枠:任意

③カテゴリ C(他国代表歴あり等、①②以外)
試合登録枠(試合エントリー):3名以下

JAPAN RUGBY LEAGUE ONE2022-2023 公式サイトより

ポジション別カテゴリ登録分布

カテゴリCの選手をどのポジションに充てているか、ということも人数分布から見えます。そして、カテゴリBの選手は今後の代表候補選手に加わる資格を有する可能性がある選手、ということになります。

ポジションでの比較:Div.別、カテゴリ別

各ポジションごとにみていきます。
先ほどのFWD/BKSではなく、ポジションで見ていくとカテゴリ間、さらに日本代表選手とは少し開きがあるポジションがあります。

PR-Div.別


PR-カテゴリ別

HO


HO-カテゴリ別

LO

LO-カテゴリ別

FL


FL-カテゴリ別

No.8


No.8-カテゴリ別

BR


BR-カテゴリ別

SH


SH-カテゴリ別

SO


SO-カテゴリ別

CTB


CTB-カテゴリ別

WTB


WTB-カテゴリ別

FB


FB-カテゴリ別

UTB


*日本代表2022秋では該当者なし

UTB-カテゴリ別

おわりに


リーグ全体として、各ポジションでのデータを日本代表と比較してみました。あくまで平均値であり、またスキル要素は何も含まれていないので、大きい人が出る、だけでは当然ありません。

では、実際に各チームのデータはどうであるのか。
そちらは次回に。

読んでいただきありがとうございます。日々の雑感やスポーツ、運動にまつわる数字を眺めてまとめています。普段はトレーニングサポートや講義を行なっています。