人生において度々現れる「壁」について
※完全に僕の個人的主観です。
人間、生きていると誰しも必ずや何らかの障害や問題と言うような「壁」に直面する時があるかと思います。
大きなものから小さなものまで、実にそれは様々です。
一人で乗り越える事が出来る物もあれば、誰かの協力がないと乗り越えるのが不可能なものまで本当に様々です。
自分も今まで様々な壁を乗り越えてきました。
中には絶望して泣き出してしまった出来事もありました。
実は今もまた新しい壁にぶち当たっていて、困難という大海原にまた乗り出してしまっています。
けれど、僕は生きています。
みなさんだってそうだと思います。
今までどんな「壁」にぶち当たってきても、今日まで生きている事がそれを乗り越えられてこられた証明です。
いともたやすく自らの命を絶ってしまう人が増えているこの世の中で、その「強さ」は何物にも代え難い尊さです。
困難なんて本当は無かったり少ないことに越したことはないのかもしれませんが、ふと今の状況から自分が過去に壁にぶち当たった時の事を思い返してみると、「壁」とはまさに自分が嫌でも認識せざるを得ない「現実」そのものであるような気がしています。
自分は今まで、自分の現実が直視できていませんでした。
何の能力も無ければ社会経験が豊富なわけでもない。
情報や知識だって圧倒的に不足している。
だから、それらから目を背ければ背けるほど、自分の手元から時間やお金など何かが確実に無くなっていきます。
しかしふと思ったのですが、
「目を背けることが出来ないのであればいっそ真ん前から立ち向かってみたらいいのでは?」
ここで言う「立ち向かう」とは何もおりゃーー!みたいな感じではなく、「あっ、こういう事が起こったんだ。じゃあ、それに対してどう対処すれば一番いいだろう?」と冷静に受け止めると言う事でもあります。
実際、背ければ背けるほど事態が悪化する可能性もありますし、結局乗り越えなければいけないのならマイナスに心がなったままで進んでいくよりも、少しでも前のめりで進んでいったほうがいくらかマシだと思います。
もちろん、毎回がそんなポジティブなわけでもありません。
むしろ自分は本来超マイナス思考人間なので、心をなんとかつぎはぎだらけにしながら生きています。それでも進むことが出来ている事に誰かから賞賛されたい欲も大いにあります。
先ほど壁自体を「認識せざるを得ない現実ではないか」と書きましたが、これはある種、いつも現実逃避ばかりしている自分への福音なのではないかとも思えてきます。
その現実が如何なる物かは超えてみるまで分かりませんが、本来は困難と言える物事もほんの少し考え方や捉え方を変えるだけで、自分の人生や生きていることそのものへの活力になるのではないでしょうか。
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