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砂漠250㎞マラソン⑧人気爆発!!

スタート地点まで連れってってくれるバスに乗る為ターミナルに到着。

そこで俺は震え上がった…

これはダメかもしれん…

何故なら外国人達のガタイを見ると、どう考えても俺達日本人は場違いだったからだ。

軍隊はもちろん、元オリンピック選手?身長190センチ!?

なんですか!?

子供一人くらい担いで三日三晩不眠不休で働けますと言わんばかりの人間ばかりだった。

余談だがこの大会はMDSという団体が行っている大会で

そのMDSティシャツを着ている人もいた(1989年)と書いてあったので約30年前から出場している猛者だ。

これはヤバイ…

これは世界で最も過酷なレース

家を出る前に母さんが言ってたっけ

母)あんたばかんごて~そげなマラソンに参加できるのはオリンピック選手たい!!

まさか、本当にそうだったとは…

外国人選手達と明らかに体格や表情でさえ劣る日本人選手達

そこに輪をかけてイカの被り物をしている自分はなんてバカなんだろうか…

かなり、不安が押し寄せてきたが周りの評価は違うようで

ヘイ!!ジャパニーズ!!ピクチャー!!OK!?

何人もの外国人選手に俺達ラッキータウンは写真を求められた。

押し寄せてくるテイカピクチャーラッシュに俺たちは最高のテンションで応えた!!

そして、まさに日本のアニメと言えばこれ、

かめはめ波!!といいながら2時間程写真を撮り続けた。

つ…つかれた………

最初はよかったのだが、2時間も続くと流石にまいる。

チームメイトからも

ラッキータウン大人気じゃん笑

と笑われていた。

多分、この外国人選手達は俺らが本番のレースでもこの格好で走るとは思っていまい笑

ペルー_180213_0082

さらに、

女の子と最後に写真を撮ったのだが

その女の子(おそらくペルー人)は日本語で

せいぜい、頑張れよ!!

と言ってどこかに行った。

いや、やなやつかい!!笑

多分間違って日本語覚えちゃったのかな??

これだけでもとれだかがあったのだが、まだレースは始まってもいない。

そんな思いを胸に、俺たちはバスに乗り込んだ。


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