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Nº23 全国通訳案内士 語学試験(イタリア語)の問題3と4は、B2を目指す人や伊検1級を目指す人のチェックに役立ちます

 全国通訳案内士という試験があって、そのなかの語学試験の一つとして、イタリア語の試験もあります

 何も知らないという方は、ネットで検索すると公式サイトとか過去問の抜粋版とかがすぐ見つかると思います

 2022年11月時点では、2022年から遡って数年分の問題が掲載されています
 そのうち、今回の僕のお話に関係するのは、2022年と2021年の2年分です

 解いたことがない人、というか試験の名前を見たことすらなかった人は、ぜひ読み進める前に1ヵ年分だけでも解答・答え合わせをしてみてください

 さて、今回は、その試験の形式が2年前に一部変更されたことと、新形式の問題を僕が解いて気づいたこと、分かったことをお話しします

問題の形式、および傾向

 全国通訳案内士の試験問題(語学)は大きく分けると、読解系の大問と、日本の文化や歴史をイタリア語で説明する系の大問の2つで構成されています

 この記事では、そのうち後者に焦点を当てています

 設問数は、問題3が4問、問題4が4問の合計8問です
 2021年以降は、設問がすべて客観式になりました
 これはかなり大きな変化です

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