人生の主役は誰?
昨日はケーキを買って帰りました。
「夫婦喧嘩をしたらケーキ」がルールの我が家。
最近めっきり喧嘩をしないもんで、ケーキ不足なのです。
身体が・・・ケーキを欲している!!!
とりあえず律儀に喧嘩をしたふりを、
みんなで大笑いしながらやって、ケーキを買ってきました。
平和やなぁ。
おはようございます。にっしーです。
「東大生に、育てました!」
みたいな講演会の案内を見ました。
へぇ。
って思いました。
はいはい。偉いですね〜。
って言いたくなるよ。俺は偉いから言わないけど。
何度もいろんなところで言っているんだけど、
大人は勘違いしちゃいかんと思っているの。
「子どもは、自分の力で育つ」
のです。
大人は子どもが自分で育てる環境を作るのが仕事なんだよね。
もちろん環境もとっても大切だからさ、いろんな親や先生の話を聞きたいなぁって思うし、環境づくりはたくさん学んできたつもりだよ。でもさ
「俺があいつを育てた」とか
「私が東大にいかせた母です!」とか
おえぇ。ってなる。
親は主役じゃないんです。
先生だって主役じゃない。
主役はあくまでも、本人。
あったりまえだよね。
「俺が応援したからジャイアンツが勝ったんだ。俺がジャイアンツを育てたようなもんだな。」
って言ってるのと同じだよ。
まぁ俺が育ててきたのはタイガースだけどね!
下手したらね、本人に言っちゃう大人もいるの。
「こんなに一生懸命やってあげてるのにあんたは!」
「どうして先生の言うことが聞けないんだ。そんなんだから成長しないんだ。」
「俺の言う通りにしないなら、もう家から出ていけ!」
大人の思い通りに育つわけないじゃん。
子どもはあなたとは違うんだよ。
プラモデル作ってるんじゃないんだよ。
大人がやれるのは、良い土を用意して、肥料と水をあげて、照らしてあげること。
そうしたら勝手に肥料を吸収して、水を飲んで、太陽の方に向かって、
自分なりの花を咲かせるのね。
「肥料あげたのに、ひまわり咲かせないなんて!なんでタンポポなの!」
とか言ってる場合じゃないんだよ。
どんな花になるかは子ども次第だ。
ただし、頑張って成長したい子どもたちも
土が枯れていれば苦しむし、栄養がなかったら伸びられないんだ。
子どもは自分の力で育つけど、そのためには環境が必要なんだ。
伸びるたびに踏まれていたら、いつか伸びる元気も無くすよ。
「俺が育てた!」
って言い張っちゃう親や先生って、時に伸びようとする子どもを踏みつけちゃったりするの。自分の思う方向に伸びなかったら、「それはダメだ!」って踏みつけて、「俺が育てた!」ってやるわけ。
どんな肥料を吸収するかは子ども次第。
だから、大人はさ、いろーんな種類の肥料や水をあげれば良いんだ。
選択肢って言えば良いのかな。
子どもが興味を持ったことはなんでもやらせたらいい。
たくさん本を与えてみたらいい。
いろんなところに連れて行ったらいい。
娯楽も芸術もどんどん触れさせたらいい。
子どもは「いい!」と思った方に根を伸ばして
その根を支えに上に伸びていくんだよ。
学校に行っていようが行っていなかろうが関係ない。
学校はたくさんの肥料がある場所だよ。
でも、学校にない肥料も山ほどある。
何を求めるかは子ども次第だよ。
子どもの人生は、子どものもの。
大人は環境を用意する。
そうしたら勝手に伸びる。
覚えておいてね♪
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?