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子育てアドバイスは大人にも効く!

「子育てハッピーアドバイス」
明橋 大二 著 / 太田 知子 イラスト
を読んで、子育てのアドバイスって大人にもそのまま当てはまる!と思ったので、子育てで悩んでいる方にも、対人関係に悩んでいる方にもぜひ読んでいただけたらなと思います。

漫画になっているのでとっても読みやすくて、頭にも入ってきやすい1冊です♪

「がんばれ」より「がんばっているね」

子どもに「できるよ!」「がんばれ!」という言葉を良かれと思ってかけることありますよね。
励ましの言葉自体に悪意はありませんが、時としてそれは相手を苦しめることがあることを認識しておくべきかなと感じます。

例えば、テスト頑張ったのに点数が悪くて、「がんばれ!」と言われたら、自分は全然頑張らなかったのかなと否定された気持ちになりますよね。

これは大人にも言えることで、
何かに悩んでいる時に「がんばれ!」
今も一生懸命やっているのに「がんばってね」

と言われたらどうでしょうか。

相手に悪意がないことは頭では理解していても、現状がダメだと言われている気持ちになりますよね。

コーチングやカウンセリングでも同じで、クライアントさんの話を聞いた時はまず承認します。

承認することで承認欲求が満たされて、自己実現していこうという前向きな気持ちがうまれるのです。

マズローの欲求5段階説

こどもや周りの人にもっと頑張ってほしいと思ったら、まずは「がんばってるね」と承認の言葉がけをしてみてください。

甘えられる環境を

本書では、10歳までは徹底的に甘えさせるとあります。
10歳と言うと小学4年生。もう体も大きくて、意志もしっかりあり、判断もきちんとできる年齢です。

親としては、しっかりしてほしいと願うばかりについ甘えさせないように接してしまうこともあるかもしれません。

でも甘えることで相手に対する信頼と自分に対する信頼が生まれていくのです。

私は10歳以上、大人になっても人に甘えられる環境はあっても良いと思います。
甘やかしと甘えの境界線は難しいところではありますが、ここで言う甘えとはつまり先ほども出てきた承認、受容するということではないでしょうか。

大人だって泣きたいほどつらいことあるじゃないですか。
そんな時に親や友人、パートナーなどだれかに甘えられたら、心がいやされてまた頑張れるものです。

自分がつらいときは思い切って甘えたら良いと思うし、だれかがつらいときは、もう小学生なんだから、大人なんだからと思わずに受け入れてあげたいなと思いました^^

感謝は子どもも大人も嬉しい

子どもになにか伝えたいなら「~しなさい」「~してはダメ」ではなく、「~してくれてありがとう」「~していて悲しかったよ」と Iメッセージで伝えると効果的です。

大人にも、どんな時に喜びを感じますかと聞くと「ありがとうと感謝されたとき」という答えをよく聞きますよね。

大人も子どもも同じ。
命令されるよりも感情が動くことで行動も変わってきます。

とは言いつつ余裕がないと「片づけなさい」「危ないからダメ」と言いがち…そんな時も「あ、違う違う」と自分で気づいて、修正していこうと思います。

行く先の小石を取り除かない

これは私のコーチに教わった言葉なのですが、心配するあまりこちらが危険や失敗の種を取り除きがちだったなと反省しました。

仕事で大人同士での関係でもあり得ることで、部下に成長してほしいと思いつつ、自分の責任になるのが嫌で任せられず自分でやってしまうことってありますよね。

でも人を成長させるのは失敗した経験なんですよね。
本の中でも、忘れ物をしないように管理するのではなく、忘れ物をしたらその後、どうしたら忘れなくなるかを考えさせるとあります。

大きな危険でなければ、干渉しすぎないことが相手の成長につながるんだなと痛感しました。
とても心配性な私にとっては、我慢・忍耐という自分の成長にもつながりそうです。

過度な責任感は不要

子どもがなにかできていないと、「私がダメだと思われる」「私が無能だから」という想いから叱ってしまっていないでしょうか。

「早くしなさい」「挨拶しなさい」など。

子どもができていないことに過剰に責任感を持たなくても良いんです。
それよりも親自身がやっている姿を見せれば良いんですよね。

本を読んで欲しいと思ったら自分が読む姿を見せればよいですし、勉強してほしかったら一緒にすれば良い。
それでも子どもができない時は、過剰に責任感を感じて怒らなくて良いと思います。

大人でも人に言うのに、自分はやってない人っていますよね。
なのに責任感だけで「遅刻するな」「きちんとやれ」と言われても全然響かないと思います。

相手のためと思って叱っていても実は自分のためになっていないかなと自問自答することが大切ですよね。
ここでも同じことが書いてありました⇓


まずは自分が行動して、背中を見せることで回りも自然と動いてくれるようになったら理想的かなと思います♪

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