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思いて学ばざれば

「論語」のなかで孔子は次のように言っています。
「学びて思はざればすなわちくらし。思いて学ばざればすなわちあやうし。」
(学ぶばかりで、自分で考えることが少ないと力はつかない。自分で考えてばかりで、学ばないようだと、考えがかたよるので危険このうえない。)
 
本を読んだり、学んでも仕事には役に立たない、という人もいます。
確かに、学んでも、自分の仕事や生活に引きつけることなく、実践しなければ、役に立たないということができます。
しかし、自分のことに引きつけて考え、実践できれば、これまでよりも変化することができます。
 
一方で、学ばなければどうなるのでしょうか。新しい視点が入ることがないため、これまでとやり方を変えようとすることはありません。変わるきっかけがなく、これまでのやり方に問題があっても、そのやり方を続けることとなるのです。

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