見出し画像

この世に繋ぎ止めるもの。

今の自分は、何かの弾みでポンっと死んでしまっても不思議ではない。

安楽死の薬がその辺に転がっていれば、迷いなく手を伸ばして口に放り込むだろうと思う。

顔のこともあり、なるべく自分に負荷をかけないようにしているから、そこまで強く「死にたい」と思うことはないにしても、状況が変わって、「毎日早起きしなければならない」などということになってしまえば、あっさり死ぬような気がする。寝不足の日の死にたさは半端ではない。

首吊りも、飛び降りも、練炭も、痛くて怖そうな割に、ちゃんと死にきれるか分からない。「痛いのは嫌だ」「怖いのは嫌だ」。そうした、原始的な本能によって、死を避けているに過ぎない。

とは言っても、毎日毎日、虚ろな顔をして、泣きながら過ごしてる、というわけでもない。綺麗な景色を見れば「写真に残そう」と思う程度の感情の動きはある。「毎日コンビニ弁当でいいや」というほど投げやりな訳でもなく、簡単な料理もしている。不健康になりたいわけではない。

とは言え、最初に戻る。すぐ側に安楽死の薬があれば、躊躇なくパクっと口に放り込むだろうという心境に変わりはない。

今のような、「半分生きて半分死んでいる」という状態がキツいのかも知れない。全てを諦めるわけでもなく、かと言って前向きに生きようとエンジンを回すわけでもない。この中途半端な状態がキツいのかも知れない。

自分の人生の選択肢に、「死ぬ」ということが入ってきたのはいつからだろうか??なぜなのだろうか??両親が2人とも自殺しているから??親の境遇は、どこまで子どもに影響を及ぼすのだろうか??

自らの人生の選択肢に「死ぬ」ということが入ってる人はどれぐらいいるのだろうか??今の日本では、案外多いのかも知れない。

あなたを、この世に繋ぎ止めるものはなんですか??

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?