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アレクセイ・シドロフ監督「T-34 レジェンド・オブ・ウォー」はマニアが泣いて喜ぶハズ。

時は、第二次世界大戦末期。
舞台はドイツ軍に防衛線を破られ、撤退を余儀なくされたソ連軍の最前線。

主人公は、新米士官イヴシュキン。
真っ白に雪が降り積もった大平原の中、
彼は、軍用トラックで前線基地へ物資を届けるところです。

イヴシュキンが、作業をしていると
行く手を阻むように、前方から
ドイツ軍の重戦車パンツァーがヌッと現れます。
もう、戦車好きが、泣いて喜ぶ最高の登場シーンです。

慌ててトラックに飛び乗ると
彼は、逃げるどころか、パンツァー目掛けて突っ込んでいきます。
なぜなら、距離をとってしまうと、砲撃の餌食になってしまうからです。

このくだりだけで、
イヴシュキンが戦略知略に長けていることがわかります。

重戦車パンツァーからの砲撃を
ものともせずに、ソ連軍の前線基地へたどり着くと
彼には、重大な任務が下されます。
モスクワへ撤退する全軍を援護すべく、
前線にとどまって、ドイツ軍の侵攻を防ぐべし。

やがて、雪景色の市街地に向けて、
森の中から、ドイツ軍の重戦車パンツァーが、
一台また一台と重低音を響かせて現れます。
タミヤの1/36戦車のプラモを作った人だと、ニヤリとするような
というか、泣いて喜ぶシーンの連続です。

迎え撃つべく、彼に残されたものは、
中戦車T-34と、5人の兵士のみ・・・。

とまぁ、戦車好きには、もうたまらない展開ですが
ここまでは、ほんの導入部(;^_^A
冒頭のわずか20分程度です。

ここから先、何が起こるのか・・・、
以降の2時間、
もう、見たことのないシーンの連続で
ガルパンおじさんは、泣いて喜ぶこと間違いなしです(;^_^A

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