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【動画つきコラム】スルースキルを高める

こんにちは。メンタルケアラーカウンセラーの西岡です。
本日は「スルースキル」についてお話したいと思います。


なぜ他人の言葉をスルーできないのでしょう
それは自分の領域が侵されているのに、それに気づいていないことへの違和感です。
なぜ自分の領域が他人の言葉で侵されるのか、というと、反発を感じつつも自分の中でその言葉を拒絶しきれずに受け入れてしまっているからです。棘が刺さってるのに抜くことが出来ずに痛むような感じです。

ではどうすれば言葉の棘が抜けるのか、または刺さらずに過ごせるのでしょうか。
その方法をご紹介します。


【その①】自分がスルーできない言葉・テーマは何か?

何でもかんでもスルーできず刺さり続けているわけではないと思います。
自分がスルーできず苦しむテーマや言葉、いわゆる「地雷」があるはずです。
それを知りましょう。
そして可能な範囲でそれを避けましょう。わざわざ地雷がある場に自分から出向く必要はありません。
逆にどんなテーマでも言葉でも自分に関わることや向けられた言葉に悩む場合はストレス過剰になっている可能性があります。専門医を受診してみるのも方法の一つです。

【その②】自分の時間と空間を充実させる

常に人の輪の中にいたり、他人に気を使ってばかりいると、それも情報過多状態になる原因の一つです。
接する情報が増えれば増えるほど、不必要で不用意な言葉や状況に遭遇します。
あえて一人になる時間と空間を持って、その時間を充実させましょう。
一人でいると、自然と自分にとって快適で楽しいことに没頭します。それによって自分が本当はどんな状態が好ましいのか、を思い出すことが出来ます。
好ましい状態を再確認出来ると、その反対の不快な状態も分かります。必要が無ければそうした状況や人には近づかなくなり、スルーできないようなショックを受けることも減っていきます。

【その③】他人の言葉を自分の中で置き換える

言葉選びがヘタクソな人って少なくありません。また言葉とは、人によって解釈も印象も違います。
「変わってるよね」と言われてむっとする人もいれば個性を認められたと思って喜ぶ人もいます。
どうしても避けられない言葉をスルーできなければ、自分の中で違う言葉に置き換えてみましょう。
「変わってるね」と言われてむっとしてスルーできず悶々としているなら、

✅自分とあの人はタイプが違うってことだ
✅だからいつも他の人と違う意見を出して重宝されてるんじゃん
✅面白いこと言うね、って言われたと思っておこう

など、自分が納得できる解釈に置き換えましょう。

【その④】自分軸をはっきりさせる

一番大事なのは自分軸です。
自分がどういう意見を持っていて、それによって普段どういう選択や行動をしているか、に自信を持っていれば、多少ズレた言葉を言われても気にしすぎることはありません。

誰かからの言葉が気になって仕方がない、スルーできない状態になったら、「自分はどういう考えを持って行動しているのか」を再確認しましょう。

≪ポイント≫

他人からの言葉をスルーする、というのは、聞いていないとかその人を無視する、というのとは少し違います。
自分の意見と他人の意見は違うのだ、ということに気づいて、自分の意見を信じて、その足らない部分を補強したり直したりするチャンスでもあります。
最後にお話した「自分軸」を明確にすることで、他人の言葉に振り回されて必要以上の影響を受けることは無くなります。


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