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インゲン豆栽培から考えてみる-【共生とは】

執筆者
#Ishikawa・Hironao
当施設では、荒地をインゲン豆を共生することで農地を再生させる活動を行っています。 そこで一番大切にしていることは植物と微生物の共生です。(note に記述)
当施設の野菜畑もともと荒地だった畑でしたが、少しずつインゲン豆、枝豆を栽培体系に入 れることによっては高収量・高品質の無農薬野菜を少しずつ実現できるようになってきま した。

その大切な要素としてマメ科植物の共生が必要不可欠だと思っています。マメ科植物を植 えている区と植えていない区だとあきらかに生育・品質と違いが出ています。単に肥料だけ を入れればいいというわけではありません。良い品質の野菜には、肥料だけでなく微生物の 活用は必須です。共生とはになにかをドイツの科学用語を調べてみました。【共生の語源】19 世紀中盤にドイツの植物病理学者が作った科学用語で、共に(Sym)生きる(biosis)つまり、二つの生き物が一緒に生活をしている (Symbiosis)にあります。 したがって、植物病原菌も広い意味で植物と共生して いることになります。一般にお互い に利益を与え合う相利共生を共生と見なす 場合が良くありますが、その利益は温度も含め た種々の環境によって変化しますので、一緒に生活をするという広義の共生。当施設では、利用者と高齢者の共生型複合施設の取り組みを行っています。 地域の方も含めて、一緒に共生して生活するということはもちろん課題もあると思います が、インゲン豆栽培も同じように、少しずつお互いに利益を与え合う相利共生ができるよう になれば、課題も少しずつ改善できる期待は持てるのではないでしょうか。 今後も野菜栽培を通じて、共生の大切さを伝えていければと思います。


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