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note 人気記事から敬和キャンパスレポの2022を振り返る

2022年の年間記事アクセスランキングから、2022年公開の記事でアクセスの多かったものをピックアップしました(とりまとめ:笹井)

2022年は坂元楓さんの記事が常に上位にあり、不動の一位というイメージでした。五年間もキャスターとして活躍されたということで、NHKを卒業されるというニュースはたくさんの人に衝撃を与えたことがわかりますね。

また、田中さんが紹介していた「地底世界に辿り着いた男」の動画、私も見てみました。あり得ないと思いながらも未知の世界を想像し、引き込まれてしまいました...笑。この動画によると、地球の内部に関する研究は行われていないらしく、地下に何がひろっているのか...。謎は深まるばかりですね。とても興味深い記事でした!

以下、関係者のコメントも一部つけつつ、アクセス数の多かった記事を紹介します。

2022年3月でNHK新潟放送局を退職した、敬和卒業生の坂元楓さん。退職前、2022年の年明けに、番組に出ていただきました。放送は2月11日。現在は、鹿児島の南日本放送で活躍中です。さらなるご活躍をお祈りしています。(一戸)

蘇州在住の卒業生の 賈春迪さんへのインタビューの際、「蘇州夜曲」をとりあげました。

日本のプロパガンダに使われた映画「支那の夜」の中で使われた曲で、やや「タブー」のような扱いを受けた時期もあるようですが、この時代を知っている皆さんには人気があり、現在においても「スタンダードナンバー」としてさまざまな歌手に歌われています。こちらは「支那」という言葉を使わないようにするという意味から、現在も放送に出てくることがない「支那の夜」についての記事「消えた「支那の夜」、継承された「春的夢」」も書きました。こちらも比較的読まれたようです。(一戸)

学生時代野球部のマネージャーをしていた坂元楓さんはマネージャーの大変さを痛感していたそう。しかし、そこで磨かれた根性が現在のアナウンサーという仕事に直結していると語られています。彼女のラジオでの落ち着いた話しぶりがかつての苦労と自信を物語っています。(田中)

今から約27年前にある日記が発見されました。そこには、リチャード・イヴリン・バードという男が体験した不思議な世界についてが綴られていました。オカルト系のお話ですが、とてもワクワクしてしまうような内容です。ディズニー映画のセンターオブジアースの様な世界観にも注目です。(田中)

5月には、久しぶりのプレイリスト企画で、日本語中国語をまじえた「テレサ・テン」特集を放送しました。

日本の昭和演歌の世界で活躍したテレサ・テンは、その日本の音楽をアジアでも広めた人物として、日本では認識されています。彼女は台湾の外省人(国民党軍とともに大陸から台湾に移ってきた人たち)の家庭に育った人で、来日前から中国語圏で絶大な人気を誇った歌手で、それゆえに、中台の緊張関係にも翻弄されました。「知られざるテレサ・テンの実像」は、ときに日本のテレビ番組でも紹介されています。(一戸)

【参考】
敬和キャンパスレポ Vol.135 20220506 敬和「年の差」プレイリスト 「テレサ・テン」特集|敬和キャンパスレポ|note

ドナルド・キーン研究で新潟出版文化賞を受賞された、北嶋藤郷先生へのインタビューを4月に放送しました。

キーンさんを含めて、戦後日本文学研究で活躍されたアメリカ出身の人々の多くが、米軍の情報将校として、つまり日本と戦うために、日本語の訓練を受けた人たちでした。NHK「映像の世紀
バタフライエフェクト」に登場した話題についてとりあげました。(一戸)

中国広東省湛江市在住、元交換留学生(特別聴講学生)として敬和で学んだ、羅嘉怡さんへのインタビューを、2月に放送しました。

放送に合わせて、湛江について調べていったところ、「ぶらじる丸」の話にたどり着きました。日本からの南米移民の人達が載っていた船が、今も湛江に係留されているそうです。(一戸)

この記事を書いてから半年程経ちました。ハヤカワデパートを追う映像の制作は牛の歩みで続いております。その後、ハヤカワを知る様々な方にインタビューを重ねることで商店街の百貨店が一斉撤退した理由が見えてきました。高度経済成長期の豊かさから全国に百貨店ブームが訪れ、その流れを汲んで作られたのがハヤカワ、ジャスコ、ダイエーカネダイだったようです。けれども徐々に車の増加とそれに伴う都市の郊外化が進んだことで商店街への客足は減り、バブルが弾けたことで経営に影が差したのか商店街から百貨店は姿を消しました。
これらの事実を知ったことで「郊外型ショッピングセンター」の存在がとてつもない功罪であること、利便性を求める私達の性質が無意識のうちに地域経済を死に追いやっていたことを理解しました。
新発田に来て4年、お世話になった土地に恩返しをしたい!くらいの気持ちで始めた映像制作ですが思いの外暗い未来と重い内容をどう纏めたものかと考えあぐねています。(岸田)






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