慶運寺

三重県鈴鹿市にある浄土宗寺院です。

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  • お念仏だより

    浄土宗慶運寺がお届けするお念仏情報誌。毎週金曜日更新!

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最近の記事

《お念仏だより#144》改葬について考える

最近、改葬について 相談を受けることが 増えました。 「改葬」とは、 すでにあるお墓から 新しいお墓に 遺骨を移し替えることです。 現在のお墓が 遠方だったり 不便な場所にあると お墓参りが難しいので、 いつでもお参りできる 自宅近くに移すことを 希望されます。 また、今あるお墓を 今まで通りに管理できるか 不安を感じる方は、 負担の少ない お墓を探して、 改葬される方も いらっしゃいます。 改葬には、 改装許可証が必要です。 新しいお墓を 確保したうえで 市役

    • 《お念仏だより#143》ありがたい話

      ありがたい話を お願いします。 と、言われることがあります。 ありがたい話と言われても・・・ と思ったので、話題の Chat GPT に お願いしてみました。 まず、 ありがたい話をお願いします。 と入力すると、 冬山で命拾いした話を 教えてくれました。 さらに、 春らしい話題で と頼むと、 桜の話題が 示されました。 仏教と結びつけて と依頼したら、 下の文章が 表示されました。 いかがでしょうか。 AIを利用すると、 こんな文章も 簡単に作れま

      • 《お念仏だより#142》釈尊は善き哉

        4月8日は花まつり、 お釈迦様の誕生日です。 お釈迦様は、 今から2500年前、 インド北部の 釈迦族の王子として 誕生しました。 生まれてすぐに、 7歩歩いて、 天と地を指さし、 「天上天下唯我独尊」と 言ったと伝わっています。 お釈迦様が生まれたのは、 ルンビニー園とよばれる 花の咲き乱れる花園でした。 この時、天の竜が 甘く清らかな雨を 降らしたという伝説から、 花まつりには、 花で飾った 花御堂にお祀りした 誕生仏に、 甘茶をかけて お参りするのです。

        • 映画「オッペンハイマー」を見ました。予告編を見て想像していたのとは違って、かなり難解な映画でした。

        《お念仏だより#144》改葬について考える

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          《お念仏だより#141》ライブイベント終了しました

          寺小屋はるらいぶ 「ささやくがごとく」が 3月24日(日)盛況のうちに 無事終了しました。 一か月前には チケットが完売するという 予想外の展開で、 チケットの購入を お断りしなければ ならないことに なってしまいました。 出演いただいた パントマイムの清水さん 11弦ギターの辻さんには 素晴らしいステージを 展開していただき、 時間の経つのを 忘れました。 お寺に足を運ぶのが 初めてという方も 普段から、よく来て いただく方も、 いつもとちょっと違う 慶運寺を

          《お念仏だより#141》ライブイベント終了しました

          《お念仏だより#140》錯視ということ

          「明朝体の教室」 という本を読んでいます。 明朝体というのは、 活字のデザイン名です。 パソコンで、 文字の種類(フォント)を 選ぶとき 目にすることが あるのでは ないでしょうか。 最近のパソコンに よく使われている 「游明朝」をデザインした 鳥海修さんが 書いた本が 明朝体の教室です。 人間の目は、 正確に見ていると思っても、 実は、 錯覚していることがある。 と、書かれています。 これが錯視。 試しに、 正方形の紙の 中央だと思う場所に 点を打ち、 その

          《お念仏だより#140》錯視ということ

          《お念仏だより#139》数独に学ぶ

          数独というのは 1列9コマの枠に 1~9の数字を 重ならないように 並べるパズルです。 ご存じですか? 縦にも横にも 3×3に区切られた それぞれのパーツにも 重ならないように 入れるのは 結構難しいものです。 新聞に掲載される 数独を毎日解いています。 月曜日が一番やさしくて だんだん難しくなって 土曜日が一番 難しい問題です。 最初のころは、 水曜日くらいから 苦戦して、 木、金、土曜の問題は 解けないことが 多かったのですが、 毎日やっていると だんだん、

          《お念仏だより#139》数独に学ぶ

          《お念仏だより#138》線香の明かり

          線香は良い香りで 周囲を清める 効果があります。 また、極楽は、 良い香りがしているので、 その再現として、 仏壇などで 使います。 しかし、線香には、 もう一つの 働きがあります。 道に迷ったとき、 進む方向を示してくれる 道しるべとしての 働きです。 真っ暗な道では 前方に何があるか わからず、 不安を覚えます。 足がすくんで、 前に進めないかも しれません。 そんな時に、 前方に見える 小さな光は、 たとえ線香の光であっても、 進むべき道を示してくれる 道

          《お念仏だより#138》線香の明かり

          《お念仏だより#137》昭和は遠くなりにけり

          スマホのボタンを タッチしただけで、 好きな音楽を 聞くことができます。 便利な時代に なったものです。 スピーカーとは 無線で繋げますから、 お風呂で音楽を聴くことも 気軽にできます。 最近、よく聴くのは 演歌です。 演歌のボタンを タッチすれば、 次々に流れてきます。 中には、 演歌歌手が歌うジャズや、 ムード歌謡も含まれていて、 懐かしい気持ちに なります。 最近、昭和が 見直されています。 SHOW-WAという コーラスグループを 知っていますか?

          《お念仏だより#137》昭和は遠くなりにけり

          《お念仏だより#136》中道(ちゅうどう)とはどんな道?

          仏教の教えに 中道ということが ございます。 道とは人の生きる道で 偏りのない生き方を 示しています。 人は皆、先入観を持ち 物事をあるがままに 見ることができません。 それが原因で、 正しい判断が 出来なくなって しまいます。 そして、小さなことにも 腹を立て、苛立ち、 悪循環に陥ります。 そこで必要なのが 偏りのない心 中道なのです。 昔、お釈迦様は、 国王の息子として生まれ、 何不自由のない生活を していましたが、 ある時、城外の様子を見て、 自分の知らな

          《お念仏だより#136》中道(ちゅうどう)とはどんな道?

          《お念仏だより#135》本当はどうなのか?

          本当はどうなんでしょう? と、よく聞かれます。 葬儀やその他、 寺にまつわることは、 普段馴染みがないので、 不安に感じるのでしょう。 すごく詳しい親戚などが いると、なおさら 気になります。 しかし、何が本当かなど 誰にもわかりません。 お釈迦様まで遡っても 釈尊亡き後、お弟子たちは 教えについて、意見が分かれ 多くの派閥が生まれました。 それらが現在まで伝わって いろいろな宗派となりました。 本当はどうなのか? と、たずねている人は すでに、自分の中に 答えを

          《お念仏だより#135》本当はどうなのか?

          《お念仏だより#134》友引の日に葬式をしてはいけませんか?

          葬式の日が決まっても、 後から変更を 希望されることがあります。 理由を聞くと、 その日は友引だから と言われます。 字面から、 亡くなった人が、 周りの人を 引き連れていくと 受け取られるようです。 以前は、友引の日は 葬式がないので、 火葬場も休み ということが 多かったのですが、 現在は、火葬場の休みが 友引の日であるとは 聞かなくなりました。 それでも、 友引を気にして 午後からの葬式に されることもあります。 今でも、 友引の日の葬式を 避ける方は 多い

          《お念仏だより#134》友引の日に葬式をしてはいけませんか?

          《お念仏だより#133》立春大吉

          2月4日は立春。 暦の上では もう春です。 しかし、 「春は名のみの 風の寒さや」 と、早春賦に 歌われるとおり、 まだまだ寒い日が続きます。 立春大吉は、 縦書きすると 左右対称になります。 縁起が良いので、 紙に書いて 柱や玄関に貼ってあるのを よく見かけます。 立春の前日が節分で、 豆まきをして 邪気を払います。 節分は、 新しい年を迎える 準備の日なのです。 ただし、 立春は、旧暦の元旦とは 違うので、 注意が必要です。 旧暦の元旦は 今年は2月10

          《お念仏だより#133》立春大吉

          《お念仏だより#132》カレーは食べたかな?

          と、何度食べても 飽きのこないカレーですが、 肉も野菜も摂れて、 漢方の成分も含まれる 万能の栄養食です。 カレーはインド発祥と 言われているので、 お釈迦さまも 口にすることが あったのでしょうか。 修行僧は、托鉢の時、 鉄でできた大きなお椀を 持って出ます。 道行く人たちが、 その鉄鉢の中に 食べ物を入れてくれるので、 それを持ち帰り、 その日の食事にします。 鉄のお椀ですから、 そのまま火にかけて 調理することもできますが、 時には、お腹を こわすことも

          《お念仏だより#132》カレーは食べたかな?

          近くの映画館では公開されなかったので、見られずにいた「アントニオ猪木をさがして」をアマゾンプライムで見つけました。批判もたくさん聞いた映画ですが、やっぱり見ごたえがありました。見たことのないシーンもたくさん見られて感動です。

          近くの映画館では公開されなかったので、見られずにいた「アントニオ猪木をさがして」をアマゾンプライムで見つけました。批判もたくさん聞いた映画ですが、やっぱり見ごたえがありました。見たことのないシーンもたくさん見られて感動です。

          《お念仏だより#131》後悔先に立たず

          先日、 教えてほしいことがあると 小学生が訪ねてきました。 質問の内容が 難しいわけでもないのに、 うまく説明できなかったと 反省しています。 突然の質問に うまく答えられないことは よくあります。 特に、子どもには わかりやすくと 心がけるのですが、 ついつい空回り しがちです。 後になって考えると、 こんな風に説明すればよかった とか、 こんな資料があったなと いろいろなことが 浮かんできます。 次の機会には、 もっとうまく説明しようと 準備をするのですが

          《お念仏だより#131》後悔先に立たず