どっちが正しいの?

被害者と加害者。

この関係はかなりややこしい。
犯罪とかになると話が大きすぎるから、例えばの出来事で考えていきたい。

AがBを蹴るとする。
この場合の被害者はB、加害者はA。
これだけなら「Aが悪い」で収まるだろう。

しかし、AがBを蹴る前にBがAを殴っていたとしよう。
そうすると、Bが加害者で被害者のAがやり返したとも言える。

結局どちらが正しいとは言えない気がするのだ。
僕は法律とか刑法を詳しく学んでいるわけじゃないから分からない。
だけど、見方を変えるだけで立場が180°変わってしまうのはなかなか面倒くさい事象だと思う。

さっきの例えで最初に殴ったBが罪悪感を持っていたとしたら、それでも蹴り返したAはかなりの悪人に見えてしまう。
でもきっと「先にやられたからやり返した、自分は悪くない」と言ったらそれを支持する人も勿論いるはずだ。

結局どっちも正しいと思う。
先に殴った側にもきっと言い分があって、やり返した側は当然先に殴られたからと言う。
それがお互い彼らの正義なのである。

結局どんな形であろうと他人が不快に思うことはするな、ということな気がする。
人によって不快のスイッチは違うけど、ある程度の共有ラインはある。
そこに触れないように接するべきなのだ。
大学生にもなって、他者と共生していくということがこんなにも難しいことなんだと痛感している。

それもそうだ。異なる環境で異なる人生を歩んでいるのだから。
だからこそお互い尊重し合って生きていかなければならない。
片方が我慢して収まるような人間関係はやっぱり平和じゃない。
いつか爆発して収拾がつかないことになりかねない。

他者と生きていく、これは人類に与えられた永遠のテーマかもしれない。

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