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【POPに語れ】カウンセリングって何?


ライターの皆さんわかります。これ、編集者に見せたら呆れられそうなゴミタイトルだけどね、
「カウンセリングって何?」って、そのまんまよく聞かれるからこのまま突っ走るね! 


ももクロに今さらハマってしまって部屋で元気にChai Maxx踊ってたら、

「カウンセリングってそもそもなに?」
 「カウンセラーってどんなことする人なの?」
 「カウンセリングを利用する人ってどんな人が多いの?」
 「カウンセリングを利用する人ってメンタルに課題のある人だけなの?」

さあこれらについて書いてみようかというブログ案件が飛んできました。現実に引き戻してくれてありがとう。


◡̈⃝ノᑋᵉᑊᑊᵒʹ̣◡̈⃝ノᑋᵉᑊᑊᵒʹ̣

おっけい!私も14歳頃から今に至るまでちょくちょくカウンセリングをうけてきましたが、大学でしっかりと勉強するまで、
「カウンセリングってそもそもなに?」
「カウンセラーってどんなことする人なの?」
とかむしろ知りたかった。

「カウンセリングってどんな感じなの?」と聞かれるたびに、

「お話をすることを通して、悩みを持ったクライアント自身が、自分の頭のなかの思考やイメージを整理したりブラッシュアップできたりするんだよ!」とか答えてた。
(笑)もつけられない。ごめんなさいでした。

ブスやブサメンに聞かれたときは、
「カウンセラーが病んだ人の話を受容して共感してく作業。」と言って終了させていた19歳を思い出す。


でも、今考えるとどっちの答えも間違えではなかった!雑すぎるけど! 


◼️カウンセラーが出来ること

まず、

【 Q .  同情と共感の違いはなんですか? 】

の問いに臨床心理学的に答えられて、その内容を実行できる人がカウンセリングを行う価値のある人。
いろんな派閥があるけど、臨床心理士ならこれは絶対にできなきゃダメ🙅!


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【同情】
→ 相手の話に対して、自分の視点で、自分が感じることを、相手に優しいコンテンツ(言葉・行動)を投げかける&寄り添う。

【共感】
→ 相手の話に対して、相手の視点にたって相手の気持ちを共有し、その立場を保ったまま話に寄り添う。

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んん...???は......??
私もなりました。

もっかいラフにまとめるね!

共感と同情の相違点は「感じるときの視点と立場」。



◼️共感のおはなし

こう見てくると、『共感』とか無理じゃんけ?

相手の視点に立つってまず不可能じゃん!!!???
だけど、これを目指していかねば『共感』に至らぬ。(ダルいよね)

そのために、カウンセラーはまず相談者のことをとにかく知っていく。
相手のパーソナリティーや価値観・感受性・生活経験などをよーーく理解して、相手の立場で、相手の気持ちを相手の気持ちとして理解することを目指す。

カウンセラーが自身の価値観に捉われず、クライアントという人間そのものをとにかく!無条件に!受け入れる努力が期されます。

...結婚みたい( ´ ▽ ` )ノ

つまり、『共感』は情動的なアクトではなく、知的アクトだということなんだって!

相手を知っていくには相手に自己開示してもらわなきゃいけない。自己開示してもらうために、信頼関係を築くことが大切なプロセス。
(ダルいよね)



でもねでもね、嫌じゃない!!??
はじめましてなカウンセラーにいきなり自己開示するの。

特にカウンセラーがカマガエルみたいな顔してたら、絶対私のこと一つも知って欲しくないわ!!!!!!!!


でも臨床心理士って守秘義務があって、
「カウンセリング場面において知り得た対象者の個人情報は、すべて守秘義務の範囲とされていて、相談者の家族や職場の人を含め、会話内容などはすべて秘匿されるべき。」

とされています。もちろん緊急のケースなどの例外はあるけど基本的には、
いくらガマガエルに自分をさらけ出しても、絶対に2人だけの秘匿になります。
(なんか、もっと嫌だ......!)

(臨床心理士、容姿テストがあればいいのに)


話戻すね。


心理学的な『共感』は素人にはほとんどできません。臨床心理士でも100%はできないんだもの!
(臨床心理士でも素人並にできない人もいるもん。
【コスパ△】ケイトイチノセのJAPAN TOUR〜精神科編〜 導入 )


100%の共感は無理。プロといえど人の子!なのだけれど、
クライアントが「この人、私の立場から感情を共有してくれてる!」と気づきはじめたら少なくとも『共感』が成されてきているシチュエーション。Kinda共感。

これが『間主観』と呼ばれる状況で、
この『間主観』を保ったまま発展していくカウンセリングが体系化されてはじめて、カウンセリングらしさが高まっていくのでしょう。


『共感的理解ができる人』
こうなるためにトレーニングが必要なので、おのずとMaster's degreeが求められるんだろうな!
大学院に出て初めてベーシックレベルだよ?と、がんもどきみたいな非常勤講師がボソボソ呟いてたの思い出した。あいつまじ許さねえがんもどき。


臨床心理士への相談で高いお金を取られる理由がなんとなく見えてくるのかな...??



◼️同情のおはなし

「昔うつ病になった経験があるので、うつ状態で苦しんでいる人の気持ちがわかる。カウンセラーとしてその人たちを救いたい。」

ドラマみたいで夢がある!きらきらしてる💖
(こういう人、メンヘラからアイドル的扱いされそうだよね)

しかしあいにく、これは臨床心理士になる動機としてはShitなんだって!
これだと同情してるだけで、プロの仕事ではないとされちゃう。

かわいそう。真面目な優しい人が救われない世の中だ。


自分と同じようにうつ状態の人たちを救いたいなら、精神科医になってくださいね!と一蹴されるのがこの「救いたい」フレーズ。
だって、落ち込んでいる人の困りごと・悩みごとに対して、
カウンセラーが自分の感情を纏いながら
「辛いよね。わかる。うううっ...泣」と言ったところで、自分視点から相手に寄り添おうとしているだけになる。

極端に言うと、カウンセリングは基本クライアントが主体なのに、カウンセラーがカウンセラー自身の感情を味わっていることになる。
つまり、
「落ち込んでしまって、なにをしても元気が出ないんです...。」
「わかります...。私も昔落ち込みがひどく辛い思いをしました...。大変ですよね...。」
" 同情やりとり" だったら、カウンセラーじゃなくてもできちゃうじゃんというおはなし。
似たような悩みを持った、信頼できる友だちや先輩なんかに相談すればいいじゃんね!!!!!




◼️「カウンセリングを利用する人ってどんな人が多いの?」

これは本当にマチマチですが、
・抑うつ症状がある人
・統合失調症だけどまだ診断されてないからカウンセリングにとりあえず行ってみた人
・日々パニック状態気味になりやすい人
・精神的問題が影響して生活で困り感がある人

あたりが基本的には中心になってくると思います。
ただ、やっぱりそこは多種多様。

哲学チックに考えすぎる癖があって、遂に自分自身でも自分の思考回路がパンクしそうでカウンセリングに行くのも、全然アリだとされます。
(かなりスパーキーなカウンセリングになりそうだな♡)
(つまり、メンヘラがメンヘラ爆発させに行けます)


メンヘラはカウンセリング行くと、いろいろと見える世界が変わるーよ!
世界の主人公になった気分で帰路につけるーよ!
カウンセラーの腕にもよるけど。


次イキます。



◼️「カウンセリングってそもそもなんだ?」

いろんなカウンセリング技法や派閥があるため、今回はそこの説明は割愛しておおまかにイカせていただくと...

「カウンセリングってそもそもなんだ?」
っていうのには、「戦」という表現がふさわしいと思っていますし、そうおっしゃるカウンセラーさんもいます実在します。

は...!? 

なんだけど、この言葉に "臨床心理学" と "心理学" の違いが存分に溢れているのだよーう。
カウンセリングは、制限時間のなかで、言葉・表情・空気感・声色・間などを瞬時に複合的に捉えていく「試合」
みたいなもの。

人と人の対話、ここに生まれるエネルギー。ふとした一言。

こういう科学的知識の反映だけで補えない部分を、プロフェッショナルである臨床心理士側から汲み取っていける。
それが行われていくのがカウンセリングのそもそもだと、ケイトイチノセ的には解釈しています。

ラスト4~5行、軽度の感情論が混入されました。
こういうところで、臨床心理学界における派閥の闇が浮き彫りになります。
(派閥についてのサワリ→【なんかスゴい感】文字面強者Psychology.


この臨床心理学的記事を補ってくれる科学的視点記事として、社会心理学専攻のYudaiさんとコラボしました。最後数行のあるまじき感情論もフォローしてくれます。

よかったらご覧になってくださいね!
(→ カウンセリングと心理学~実際どう違うんすか答えてくださいよ先生ッ!?~



「" カウンセラーの資質 " とは?」的な有名私大の院試問題があったんだけど、解答例の一部に
・コミュニケーション能力
って書いてあって共感しました。





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