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【Kたび #3】日本横断 with 青春18きっぷ ③

記念すべき第一回の一人旅。
貧乏旅行の頼もしいお供、青春18きっぷを使って11泊12日の日本横断旅行へ。

↓前回はこちらからどうぞ↓


はじめに

みなさんこんにちは。

前回でついに九州に上陸したので、今回からは九州を巡りながら東京へ帰っていくパートになります!

今回は7〜9日目の部分で、福岡・湯布院・別府の観光がメインです!


本編

それでは早速本編に入ります。


7日目(福岡観光)

7日目はのんびり福岡の観光を楽しみました。

人生初の福岡だったので、どこに行こうかめっちゃ迷いましたが、とりあえず定番の観光地を巡ってみることにしました🚶

福岡市内の移動には、福岡市地下鉄の1日乗車券が便利でした。地下鉄に3回以上乗れば元が取れます!

福岡市地下鉄 1日乗車券

この日は最初に、昼ごはんを食べました。
...というのも、前日の移動で疲れていたのか、起きたら11時手前でした😅

寝過ぎたな〜と思いながらとりあえず天神のあたりに移動して、味のめんたい 福太郎併設のカフェで石焼き明太コンボをいただきました。

専門店なだけあってとても美味しい明太子をいただくことができました!セルフで提供されている出汁も意外に美味しく、半分はお茶漬けにして食べました。

石焼き明太コンボ。
福太郎天神テルラ店にて

昼ごはんの後は、菅原道真公を祀った神社、福岡県太宰府市は太宰府天満宮に参拝しました。

さすがに学問の神様なだけあって、学生らしき参拝客がとても多かったです。自分も色々とお願いしてきました笑

太宰府駅
参道
太鼓橋
本殿
太宰府駅前の一蘭。
験を担いで五角形のどんぶりが使われている

太宰府天満宮からほど近い場所にある竈門神社という慎ましやかな神社にも参拝してきました。

こちらの神社はその名前から鬼滅の刃ブームの時に話題になりました。
境内には参拝客によって鬼滅関連のイラストが描かれた絵馬がたくさん飾られていました!
(絵馬の写真をあげるのは憚られるので、気になる方は実際に現地を訪れてみてください!)

竈門神社

神社の後は福岡市内に戻り、大濠公園内のスターバックスに休憩しに行きました。

大濠公園は園内に大濠池という大きな池を有しており、スワンボートなどを楽しむことができます。
また近隣には福岡城跡や福岡縣護國神社、福岡市美術館といった歴史・文化施設があり、さながら福岡の上野公園といったところです。

大濠池を眺めながら期間限定のさくらふわりベリーフラペチーノを飲んで優雅なひとときを過ごしました🌸

さくらふわりベリーフラペチーノ
大濠池

大濠公園の後は西日本一高いタワーである福岡タワー(234m)に向かいました。

こちらの福岡タワーは福岡の中心市街地である博多・天神エリアから離れた場所に建っています。
というのも博多・天神エリアのすぐ近くには福岡空港があるため、建築物に65-67mの高さ制限がかけられており、こうした高層建築物を建てることができないという事情があります。
(近年高さ制限が80-96mに緩和されましたが、それでも他の大都市の高層ビルと比べると低いですね)

福岡タワー

福岡タワーの後は夕飯を求めて博多駅に向かいました。

一人用の水炊き鍋を出している居酒屋を偶然見つけたので、そちらで水炊きをいただくことにしました。

一人用水炊き鍋。
鶏匠 松元 博多デイトス店にて

夜は日本一都市部から近い空港、福岡空港の展望デッキから飛行機をぼんやり眺めて過ごしました。
博多駅から地下鉄で2駅、時間にしてたったの5分でアクセスできます。

福岡空港はひっきりなしに飛行機が発着する重要な空港であるにも関わらず、滑走路が1本しかありません。(羽田は4本、成田や新千歳でも2本あります)
1本の滑走路をやりくりして沢山の飛行機を捌き切る様は一見の価値ありです。
綺麗な夜景も見られるので時間を持て余したらぜひ行ってみてください🌃

夜の福岡空港 ①
夜の福岡空港 ②

そんなこんなで7日目の行程はこれにて終了。
初めての福岡をしっかり満喫することができました!

福岡は旅行の行き先に選ばれやすい印象がありますが、

・観光地が多い
・空港から近い
・都会なのでホテルがたくさんある

・飯がうまい

とあればそりゃあ福岡行きますよね。
本当に魅力的な街だなぁと感じました!


8日目(博多→別府)

8日目は博多駅を出発して鹿児島本線・久大本線・日豊本線経由で別府へ向かいました。
主要な都市でいうと佐賀の鳥栖、福岡の久留米、大分の日田、由布、大分あたりを通るルートです。

赤:鹿児島本線、黄緑:久大本線、青:日豊本線

博多駅で停車中の九州新幹線つばめを横目に、まずは鹿児島本線で久留米駅へと向かいました。

久留米駅を有する久留米市は福岡県下第三の都市です。
とはいえ都会的な雰囲気はあまりなく、福岡市のベッドタウンとしての側面が強いんだろうなという印象を受けました。

九州新幹線つばめ。
博多駅にて
久留米駅

ここで久大本線に乗り換えです。

久大本線は福岡の久留米駅と大分の大分駅を結ぶ路線で、九州を横断する路線の一つです。
台風や豪雨でしばしば被災しており、この時も豪雨災害から復旧して全線で運転を再開したばかりでした。

そんな久大本線でまずは温泉街として有名な湯布院の最寄り駅、由布院駅へ向かいました!
(ちなみに湯布院と由布院の明確な使い分けはないみたいです)

久大本線。
久留米駅にて
由布院駅。
大声で叫びにくそうな名前だ

というわけで由布院駅に到着しました!

ちょうどお昼時だったので、駅前のとんかつ屋で昼食にしました。
サクサクの衣に肉厚の豚肉がとても美味しかったです🤤

ロースかつ定食。
とんかつ来豚さんにて

昼食の後は湯布院を散策🚶
湯布院は駅から歩いて行ける範囲に観光地が密集しているため、非常に鉄道旅行に向いています。

まずはGoogle先生イチオシの金鱗湖に行ってみました。

金鱗湖

金鱗湖は朝霧で有名になった湖です。秋から冬にかけての早朝には、霧に包まれた幻想的な姿を見ることができるようです。
下にプロが撮った写真を引用しておきます。

金鱗湖の朝霧。
株式会社別大興産HPより引用

金鱗湖の湖畔には、下ん湯という混浴の公共浴場があります。
入浴料200円を入口の料金箱に入れれば誰でも利用できるようですが、自分にはハードルが高くて入れませんでした笑

下ん湯。
茅葺き屋根が特徴的

金鱗湖の次は湯布院フローラルヴィレッジへ行きました。
フローラルヴィレッジはイギリスのコッツウォルズ地方の街並みを再現したテーマパークで、こぢんまりとした街並みが写真映えすると人気のスポットです。

園内にはさまざまなキャラクターのショップが立ち並んでおり、ウィンドウショッピングしてるだけでも楽しかったです☝️

フローラルヴィレッジ園内
ミニチュアの車もある
ヤギの餌やり体験もできる

フローラルヴィレッジからは湯布院のメイン通りである湯の坪街道を散策しながら駅に戻りました。

湯の坪街道の横丁
背景には雄大な由布岳がそびえる
由布院駅の駅名標

というわけで由布院の駅に帰ってきました。
ここからはふたたび久大本線に乗って大分駅へ向かい、日豊本線に乗り継いで別府駅を目指します。

大分駅

大分駅にはアミュプラザというJR九州が展開する商業施設が入っているため、駅舎の規模が大きいです。

ちなみに久大本線の由布院駅〜大分駅の区間ですが、爆睡してて写真も記憶も一切ございません笑

別府駅の駅名標
手湯

ということで別府駅に到着しました!

別府駅の前には手湯があり、早速別府の温泉を体験することができるようになっていました。

時間も遅かったので近くのゆめタウンで夕飯を食べ、ホテルにチェックインしてゆっくり休みました🛌

味噌ラーメン。
味噌乃家さんにて

9日目(別府観光)

9日目は大きな移動はお休みで、のんびり別府を観光しました。

別府といえば温泉。温泉といえば別府。別府は日本一の温泉湧出量を誇ります。
というわけで別府では温泉を巡ることにしました♨️

ちなみに別府の観光ではMyべっぷFreeという乗車券が便利でした。
観光地の巡回バスやその他路線バスが1日乗り降りし放題になります!

MyべっぷFree

別府ではべっぷ地獄めぐりというものが有名です。
地獄と言っても閻魔大王がいる地獄ではなく、100℃近い温泉の源泉のことを指します。
地獄めぐりでは7つの地獄をバスや徒歩で回ります!

最初は別府の中でも最大の地獄で、国指定の名勝でもある海地獄に行ってみました。

海地獄は、源泉中の硫酸鉄によってコバルトブルー色を呈しています。
涼しげな見た目に反してとにかく熱気がすごかったです。

海地獄

海地獄からは鬼石坊主地獄、鬼山地獄、かまど地獄、白池地獄の4つが徒歩圏内のため、次はこの4つを順番に巡りました🚶

まずは鬼石坊主地獄から。

鬼石坊主地獄では灰色の熱泥がボコボコと沸騰する様子が見られます。
733年に編纂された豊後風土記に登場するほど歴史が深いみたいです。

鬼石坊主地獄

次は鬼山地獄へ。

鬼山地獄は別名ワニ地獄とも呼ばれ、地獄の隣では温泉熱を利用したワニの飼育が行われています。
写真だと分かりにくいですが、おびただしい数のワニがうようよしていました...苦手な人は要注意かも。
タイミングが合えばワニの給餌を見ることもできるみたいです!

鬼山地獄
ワニ🐊

次はかまど地獄。

かまど地獄も規模が大きく、かまど地獄一丁目〜六丁目のさまざまな湯の池が見られます。
さらには極楽と称して足湯や手湯に浸かったり、温泉を飲んだり、蒸気を浴びたりできる場所もありました!

かまど地獄一丁目。
粘土が溶けて茶色を呈している
かまど地獄二丁目。
鬼の前から100℃の蒸気が噴き出している
かまど三丁目。
温泉内のシリカが青い光を反射して青く見える
かまど地獄四丁目。
沸騰する熱泥が見られる
かまど地獄五丁目。
年に数回池の色が突然変わるらしい
かまど地獄六丁目。
粘土が溶けて赤色を呈している
極楽二丁目。
飲泉体験ができる(美味しくなかった)
極楽三丁目。
手湯と足湯に浸かることができる
極楽四丁目。
温泉の蒸気を浴びることができる

最後は白池地獄。
こちらも海地獄同様に国指定の名勝です。

白池地獄では青白色の美しい温泉を見ることができます!
噴出時は無色透明な温泉が、温度と圧力の低下によって自然とこのような色になるそうです。

白池地獄
熱帯魚の展示もある

白池地獄からはバスに乗って移動して、残りの2つの地獄、血の池地獄と竜巻地獄へ向かいました。

血の池地獄ではその名の通り、赤く染まった池を見ることができます!
酸化鉄などを含んだ赤い熱泥が堆積することで池一面を赤く染めるようです。

血の池地獄

最後の地獄は血の池地獄のすぐお隣、竜巻地獄です。

竜巻地獄は天然の間欠泉であり、一定の時をおいて熱水が噴出します。
タイミングが合うかどうか不安でしたが、入ってすぐ熱水が噴き出してくれてラッキーでした!
安全のために屋根で堰き止められていますが、屋根がなければ30mは噴き出すらしいです⛲️

竜巻地獄

地獄めぐりの後は血の池地獄のお隣の極楽亭さんでランチ。
大分名物のとり天をいただきました🤤

とり天と豊後牛コロッケ定食。
極楽亭さんにて

ランチの後、「せっかく別府に来たんだから温泉に入らないともったいない!」と思い、近くの日帰り入浴施設、ひょうたん温泉さんに行ってみることに。

ひょうたん温泉
温泉の蒸気浴びるやつ

ひょうたん温泉でのんびり温泉に浸かった後、無料休憩所でダラダラ漫画を読んでいたら夕方になっていたので、少し早いですがホテルに戻って休むことにしました。

なので、この日の行程はここでおしまいです笑
夕飯は確かロイホで食べました。写真はありません!


おわりに

今回は日本横断 with 青春18きっぷ の7〜9日目についてお送りしました!
福岡と大分だけでしたが、九州っぽさはだいぶ満喫できたと思います!
特に地獄めぐりは楽しかったです。オススメ。

さて、次回は同旅行の最終回、10〜12日目について書きたいと思います。
九州を離脱して四国を経由しながら東京に帰るパートです!

それでは!

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