【Kたび #2】日本横断 with 青春18きっぷ ②
記念すべき第一回の一人旅。
貧乏旅行の頼もしいお供、青春18きっぷを使って11泊12日の日本横断旅行へ。
↓前回はこちらからどうぞ↓
はじめに
みなさんこんにちは。前回に引き続き、青春18きっぷで九州を目指していきます!
今回は名古屋を出発して東海道本線・山陽本線を西に進み、神戸や広島などを経由して博多に到着するところまでになります。
本編
それでは早速本編に入ります!
4日目(名古屋→広島)
4日目は、名古屋駅から東海道本線と山陽本線をずっと西へ進み、広島駅を目指すルートを取りました。
名古屋〜広島間では岐阜、大津、京都、大阪、神戸、岡山など、多くの府県庁所在地を通ります!
ちなみに、今回のルートの名古屋〜米原間はJR東海、米原〜広島間はJR西日本の管轄になります。
まずは名古屋駅からスタートです。途中の大垣駅、米原駅で乗り換えを挟みながら、神戸の三ノ宮駅を目指しました。
米原駅より先、姫路駅までの区間は新快速という種別が時速130kmで爆走しており、東海道本線/山陽本線の米原〜姫路間、およそ200kmの距離を2時間半で結びます。青春18きっぷでも乗れるので、関西圏を快適に移動するための強い味方になっています!
米原駅から新快速に乗車すること約2時間、神戸市の中心駅である三ノ宮駅に到着!
三ノ宮では、長田タンク筋さんにて神戸のB級グルメ、そばめしをいただきました。名前の通り焼きそば×米の料理で、あまり食べたことのない食感がとてもおいしかったです😋
昼食の後は、腹ごなしに神戸のベイエリアへお散歩。前から見に行きたかった神戸ポートタワーを見てきました。空と海の青に映える赤色と、鼓をイメージしたユニークな形が特徴的なタワーでした🗼
ポートタワーから神戸駅まで歩き、再び電車に乗り込んで西を目指します。神戸駅より西は山陽本線の区間になります!
途中の姫路駅では乗り換え待ちの時間が30分ほどあったので、駅の展望デッキから姫路城を眺めて時間を潰しました🏯
さて、姫路駅からもひたすら列車を乗り継いで広島を目指しました。姫路〜広島間は途中の相生駅、糸崎駅で乗り換えを挟みつつ約4時間半の長旅です。
広島駅に近づくにつれて海沿いを走る区間が増え、特に尾道駅の付近では瀬戸内海の美しい車窓が望めました!
というわけで、広島に到着しました!
4日目は全行程の中で一番の大移動になりましたが、今回移動した区間は転換クロスシート(観光バスのように進行方向に向かって座ることができる)の車両で運行されているためかなり快適に過ごすことができました☝️
5日目(広島観光)
5日目は18きっぷでの移動はお休みで、1日を広島市と宮島の観光に充てました。
移動には広電の一日乗車乗船券を使いました。広島の路面電車全線と宮島松大汽船(宮島フェリー)が一日乗り放題になるきっぷです!
まずは路面電車の広島駅停留所へ向かい、ここから路面電車の2号線に乗って広電宮島口停留所へ向かいました。広島駅停留所〜広電宮島口停留所は60分ほどの移動です。
宮島口から宮島へは、松大観光汽船とJR宮島フェリーの2社がフェリーを運行していますが、どちらも乗船場/降船場、所要時間、運賃は全く同じです。乗り放題乗車券の対象は松大観光汽船なので今回はそちらに乗りました。宮島まで10分ほどの短い船旅です。
というわけで宮島に到着しました!
宮島には野生の鹿がたくさん生息しており、観光客からのおこぼれを狙ってそこらじゅうをうろついていました。
宮島は宮城の松島、京都の天橋立とともに日本三景に数えられるほか、島内の厳島神社が世界文化遺産に登録されているすごい島です。
厳島神社といえば海上にそびえる大鳥居が有名ですが、訪問当時の大鳥居は修理工事中で鉄骨に覆われていました...
厳島神社に参拝した後は、昼食を求めて表参道商店街を散策。おそらく僕が高校の修学旅行の時に訪れたであろう焼がき屋を見つけたので、そちらで昼食をとることにしました。
昼食の後は広島の中心市街地へ戻り、路面電車の乗り潰しをしたり広島城へ行ったりして過ごしました。
広島の路面電車は、首都圏や関西圏における地下鉄のような役割を果たしています。路面電車でどこまで行っても都会的な街並みが続き、広島の都市規模の大きさを実感!
広島城へは路面電車の紙屋町西停留所から歩いて10分くらいでした。天守が原爆によって崩壊したものの、地元住民の強い希望によって再建されたという歴史があります。
広島城見学のあと、広島駅の近くで夕食にすることにしました。
広島といえばやっぱりお好み焼き。同じ広島の中でもその作り方は多岐に渡りますが、共通して言えるのは「先に生地を丸く焼いてから、上に具材を重ねて焼く」ことと、「具材の中に麺が入っている」ことです。具材と生地をあらかじめ混ぜてから焼く関西のお好み焼きとの大きな違いです。
夕食の後は商店街をぶらぶら歩いてから宿に戻り、次の日に備えてゆっくり休みました。
修学旅行で訪れた時の記憶を掘り起こしながら広島・宮島を散策するのは非常に楽しかったです。今でも広島は個人的に好きな都市の上位に入ってきます☝️
6日目(広島→博多)
6日目は再び青春18きっぷで西へ。広島駅を出発して、山陽本線・鹿児島本線で博多を目指すルートを取りました。
ルートのほとんどが山口県と福岡県に属し、岩国、山口、下関、北九州などの都市を通ります。
さて、6日目は広島駅からスタートです。
広島駅から山陽本線に乗って西へ進み、まずは山口県の岩国駅で下車しました。岩国駅までは50分ほどの乗車です。
岩国での目当ては錦帯橋です。
錦帯橋は山梨の猿橋、富山の愛本橋(現在は架け替えられています)と並んで日本三奇橋に数えられています。
錦帯橋は錦川に架けられた橋で、アーチ橋を5つも繋げる形で両岸を結んでいます。釘を一本も使わずに架けられており、建設当時の土木技術の高さを物語っています!
錦帯橋を渡った先には岩国城の城下町が広がっています。上の写真で奥に映る山の上に岩国城があり、そこまではロープウェーによってアクセスができるようになっていました!
ロープウェーで山を登る前に山麓駅の近くにおしゃれなカフェを見つけたので、先に昼食をとることにしました。
腹も膨れたところで早速岩国城ロープウェーに乗り込みます。ロープウェーの山頂駅から岩国城天守までは10分ほどゆるやかな山道を歩きますが、食後の運動としてちょうど良かったです。
岩国城の天守の内部は史料館になっており、最上階の展望室からは城下町や錦帯橋が一望できました!
錦帯橋と岩国城を満喫した後は岩国駅に戻り、再び山陽本線で博多駅を目指しました。
まずは岩国駅から3時間ほど乗車して、山陽本線における本州最西端の駅、下関へ向かいます。山陽本線の山口県内の区間は海沿いを走る場所がいくつかあり、瀬戸内海の景色を眺めていたら3時間もあっという間でした!
下関駅からは山陽本線で小倉駅へ行き、ここで鹿児島本線に乗り継いで博多駅へ向かいました。下関駅〜小倉駅は15分ほど、小倉駅〜博多駅は1時間20分ほどの乗車です。
ちなみに下関駅から先はJR九州の管轄になり、使われる車両や駅名標の雰囲気がガラッと変わります。
というわけで、博多駅に到着しました。ちなみに今回が九州初上陸です!
それにしても博多駅のビルのデカいこと。京都駅に次いで日本で2番目に大きいらしいです。
駅ビルには博多めん街道というさまざまなラーメン店が軒を連ねるエリアがあり、今回はここのらーめん二男坊さんで博多豚骨らーめんをいただきました!
6日目の行程はこれにて終了です。
例に漏れず長時間の移動になりましたが、広島駅〜博多駅の区間も転換クロスシートの車両がメインなので、快適に移動できました!
次の日から初めての福岡を楽しんでいきます☝️
おわりに
今回は、日本横断 with 青春18きっぷ の4〜6日目についてお送りしました。
次回は同旅行の7〜9日目について書きたいと思います。福岡と大分の観光がメインのパートになります。
それでは。
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