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【Kたび #4】日本横断 with 青春18きっぷ ④

記念すべき第一回の一人旅。
貧乏旅行の頼もしいお供、青春18きっぷを使って11泊12日の日本横断旅行へ。

↓前回はこちらからどうぞ↓


はじめに

みなさんこんにちは。

前回は福岡と大分の観光を満喫しました。
今回は長旅の最終回、九州を離脱して四国・岡山経由で東京へ帰るパートです!


本編

10日目

10日目は別府港から宇和島運輸フェリーで八幡浜港へ向かい、そこから鉄路で予讃・内子線経由で松山へ向かいました。
映画『すずめの戸締まり』で主人公の鈴芽も同じようなルートを通っていましたね。(彼女が乗ったフェリーのモデルはおそらく臼杵→八幡浜を結ぶ九四オレンジフェリーですが...)

赤:宇和島運輸フェリー、橙:予讃・内子線

宇和島運輸フェリーに乗るため、バスで別府港フェリーターミナルへ向かいました。
待合室でスタッフのお爺様に「お兄ちゃん一人旅?」と話しかけられたのをよく覚えています笑

別府港からは愛媛県の八幡浜港まで向かう航路が設定されており、八幡浜港までは約2時間半の船旅です🛳

宇和島運輸 別府港フェリーターミナル
宇和島運輸フェリー
八幡浜みなっと

八幡浜港には、八幡浜みなっとという道の駅が併設されています。
乗る予定の列車まで時間があったので、ここで昼ごはんにしました!

海鮮丼
愛媛県イメージアップキャラクター、みきゃん

昼ごはんの後は港から20分くらい歩いて八幡浜駅へ向かいました。
ここから予讃・内子線で松山駅へ向かいます🚃

八幡浜駅
予讃・内子線 松山行。
八幡浜駅にて
松山駅
改札口ではみきゃん達がお出迎え

松山駅に到着しました!
この駅は松山市の中心市街地からは外れた場所にあるので、かなり落ち着いた雰囲気です。
市の中心駅は伊予鉄という私鉄の松山市駅なので、歩いてそちらに向かいました🚶

道中至る所にみきゃんが
松山市駅

結構歩いてお腹が空いたので松山市駅ビルの高島屋で夕食に。
無性に肉が食べたかったので、カットハラミステーキをいただきました😋

カットハラミステーキ

この日は松山に行く以外何も予定を立てていなかったので、早めにホテルにチェックイン。
次の日の松山観光に備えてゆっくり休みました🛌


11日目

11日目は松山の観光を満喫。
松山の観光にはIYOTETSU市内電車1Dayチケットが便利でした!
松山市の路面電車全線が乗り降りし放題になり、いよてつ高島屋の大観覧車「くるりん」に1回無料で乗ることができます!

IYOTETSU市内電車1Dayチケット

朝起きて、とりあえず路面電車に乗って道後温泉へ向かいました。

伊予鉄道市内線(路面電車)
路面電車にもみきゃん
道後温泉駅

道後温泉駅から道後温泉までは道後ハイカラ通りというアーケード商店街が続いています。
商店街には土産物屋が林立しており、まさに観光地といった感じの様相を呈しています!

道後ハイカラ通り 駅側入口
商店街にもみきゃん
道後温泉本館

道後温泉には本館、別館飛鳥乃温泉、椿の湯という3つの建物があり、それぞれ神湯、新湯、親湯という温泉が代表的です♨️
今回は道後温泉本館、神湯に行きました。

道後温泉本館は、日本最古といわれる道後温泉のシンボルで、「神の湯」に代表される温泉施設です。
道後温泉本館の一番の魅力は、日本の公衆浴場として初めて、平成6年(1994)に国の重要文化財に指定されながら、博物館化せずに現役の公衆浴場として営業を続けているところです。平成21年(2009)に発行されたミシュラン・グリーンガイド・ジャポンでは、最高位の三つ星を獲得しています。
道後温泉公式サイトより

神湯はミシュランガイドで三つ星を獲得しているだけあって、とてもいいお湯でした!
風呂上がりには丸水さんで宇和島鯛めしをいただきました😋

宇和島鯛めし

宇和島鯛めしは鯛の刺身を出汁に絡め、それを出汁ごと白米にかけていただきます。
ぷりぷりの鯛の刺身にお出汁がよく合い、ヘルシーなのに非常に満足感があります!

鯛めしの後は愛媛県最強(最恐)のパワースポット、石手寺のマントラ洞窟へ歩いて行きました。

道中の駐車場にもみきゃん
石手寺二王門
マントラ洞窟

マントラ洞窟は全長200mほどで、真っ暗な洞窟内には無数のお地蔵様が置かれています。
どこからともなくお経を詠む声も聞こえてきて、なんとも不気味な場所でした...

石手寺の後は道後温泉駅へ戻り、松山城の最寄駅、大街道駅へ向かいました。

道後温泉駅前の足湯。
足湯に浸かりながら電車を待てる
大街道

大街道から松山城のロープウェイ・リフト乗り場までは徒歩で数分。
そこからリフトに乗って山の上にある松山城天守を目指しました!

松山城リフト
松山城天守群

松山城の天守は日本にたったの12基しかない現存天守の一つです🏯
天守自体は小さいですが、標高160m近くの城山に建っており、これは現存12天守の平山城の中では最も高いです。

本丸には茶屋があり、天守を眺めながらみかんジュースや甘味をいただくことができます。
今回自分は伊予柑ソフトをいただきました🍊

伊予柑ソフト

松山城から降りてきて今度は松山市駅の方へ。
ちょうどよく日が暮れてきたので、松山市駅の屋上にある大観覧車「くるりん」に乗りました🎡

大観覧車「くるりん」
松山の夜景

観覧車に乗りながら、「明日には東京に帰らないといけないなぁ、嫌だなー」とか考えていたらあっという間に一周終わっていました。

今自分の中では旅の最後に夜景を見るのが恒例になってきているんですが、夜景を見ながら旅路を振り返るのはとってもおすすめです👍
いわゆる"エモい"気持ちになれます。

観覧車から降りて松山市駅前の地下街で夕飯を食べたらこの日の行程は終了。
松山に行くのは修学旅行ぶりでしたが、結構当時の記憶が思い出されて楽しかったです!

リブロースステーキ。
まつちかステーキ食堂さんにて

12日目(最終日)

ついに来ました最終日。
松山から予讃線・本四備讃線・宇野線・山陽新幹線・東海道新幹線・東海道本線経由で東京へ帰ります。
とはいえただ真っ直ぐ帰るだけではつまらないので、途中下車を挟みながら帰京します!

橙:予讃線、赤:本四備讃線・宇野線、
青:山陽新幹線・東海道新幹線、黄緑:東海道本線

まずは松山駅から特急しおかぜに乗って岡山駅へ向かいました。
特急しおかぜは予讃線・本四備讃線・宇野線経由で松山と岡山を結びます。
岡山までは約3時間の道のりです!

最終日に使ったきっぷ
特急しおかぜ 岡山行。
松山駅にて
岡山駅
岡山駅前の桃太郎像

しおかぜで岡山駅に到着、ここで最初の途中下車を挟みます。
岡山での目当ては岡山城・後楽園です!

岡山城
後楽園 ①
後楽園 ②

岡山城天守の外壁には黒い下見板が貼られており、金色の鯱鉾と並んで金烏城という別名が付けられています!
後楽園は岡山城の城主、池田綱政が家臣に命じて造らせた庭で、その美しさから水戸の偕楽園、金沢の兼六園とともに日本三名園にも数えられます!

岡山城・後楽園見学の後は岡山駅前に戻り、名物のデミカツ丼をいただきました。
デミグラスソースとトンカツが絶妙にマッチして美味しかったです😋

ドミグラスソースカツ丼。
カツ丼 野村さんにて

岡山からは新幹線で真っ直ぐ帰京...はせずに、三島駅で途中下車。
静岡名物、さわやかのハンバーグを食べに行きました!
ちなみにさわやかに行くのは今回が人生初です。

岡山駅 駅名標
新幹線から見た富士山
三島駅 駅名標
乗車してきたひかり号 東京行。
三島駅にて
げんこつハンバーグ。
炭焼き さわやか長泉店さんにて

さわやかのげんこつハンバーグは特に若い世代に人気で、連日すごい行列ができています。
今回もすでに2時間ほどの待ち時間が発生していました...
しかし粗挽きのげんこつハンバーグはとても美味しく、連日行列ができるのも納得の味でした😋

人生初のさわやかハンバーグを満喫した後は、ほくほく顔で三島駅まで向かいました。
三島駅からは在来線でのんびり東京駅を目指します。

東京駅 駅名標

というわけで、ついに東京に帰ってきました。
久しぶりに見る丸の内の高層ビル群の迫力に圧倒されました笑
やっぱり東京ってめっちゃ都会ですね。

人生初の一人旅、11泊12日という海外旅行ばりに長い行程でしたが、大きなハプニングもなく無事に帰って来れてとりあえず一安心です。
出発する前は色々と不安もありました。けどそれは全て杞憂に終わり、結果的に楽しい思い出をたくさん持って帰ってくることができました。
この旅行を機に僕は一人旅、特に乗り鉄にのめり込んでいくことになるのですが、それはまた別の話...


おわりに

4パートにわたって日本横断旅行 with 青春18きっぷについてお送りしてきました。
この人生初の一人旅は、特別な思い出として印象深く心に刻まれています。

今改めて振り返ってみると、行程の組み方や写真の撮り方など、至る所に初々しさが感じられました笑
今の自分ならこうするだろうな〜とか考えながら執筆するのは楽しかったです。

もう一つ書いてて思ったのは、1パート3日分は長いってことですね。今度からは1パート1日分以下にしようと思います笑
その代わり1日あたりの分量をちょっと多めにするとか、投稿頻度を上げるとか、色々やってみます!

次回の内容は...未定。
何を書こうか迷ってます。時系列順に行くとキリがないし...
まあ、ゆる〜く何かしら書きますね笑

それでは!

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