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速く走りたいなら『速く走らないといけない』という事

皆さん、こんにちわ。

社会人ラグビーチームと大学野球部1部リーグのチームでコンディショニングコーチをしている寺田です。

週1回の頻度でスポーツをする親御さん向けに記事を書いていっています!

先週は『減速(ブレーキ)』について書いたので、今回はみんな大好き

スピードアップ

について書いていきたいと思います。

『足が速くなる』とは?

世の中には様々な『速く走る為のトレーニング』が溢れています。

色々な理論があり、全てを網羅するのは難しいですが、基本は

地面を強く蹴る事を短時間で効率的に何度も行う

事で足が速くなると私は考えています。

これを大きく分解すると

地面を強く蹴る
短時間で効率的に何度も行う

という感じになりますね。

つまり、簡単にいうと『それぞれを鍛えると足が速くなる』という事です。

『強く蹴る』と『効率的』

『地面を強く蹴る』とはつまり、『大きな力で地面を踏む事』なので、その『大きな力』をそもそも出せる様になる必要があります。

その為には筋肉や筋力が必要なので、『そのためのトレーニング(筋トレやパワートレーニング)』が必要になります。

一方『効率的』とは身体を上手く使う事

なので、力は出せても身体が固いから上手く動かせない選手が柔軟性や可動域(動く幅)を変えるトレーニングをしたり、

走る時のフォームが良くない選手はランニングフォームのトレーニングをする必要があります。

『子供ができる速く走るトレーニング』とは?

では、小学生や中学生ができる『速く走る為のトレーニング』とは何でしょう?

筋トレも重いものを使うもので無ければ個人的に悪いとは思いません。
自分の身体を支える、持ち上げる様なエクササイズであれば大丈夫でしょう。

柔軟性や可動域を上げるようなエクササイズも良いと思います。
日常の生活で動きにくくなった関節をしっかり動くようにするのは身体を自由に動かせる様になる事にもつながります。

ただ、それよりも効果があるであろう事が

『全力で速く走る事』

それによって、子供の内は身体が自然と速く走る為の身体の使い方を学び、地面を強く蹴る力が養われます。

速く走る

タイトルの『速く走る為には速く走らないといけない』という一見するとよく分からない言葉はもともと外国の有名なスプリントコーチの言葉

”If you want to Run Fast, You have to Run Fast”

を訳したものです。

自分の95%以上のスピードで走らないと足が速くならないというのがその方の理論です。

細かい理論の説明を省きますが、とりあえず

全力でダッシュする

事が効果的という事ですね。

ただ、『全力で』がポイントなのでたくさん行う事は子供にはできません

また、数秒~数十秒休憩したから『全力』が出せるわけではありません

なので、持久力を鍛える時速く走る時を分ける事が超重要という事なので、注意が必要です。

まとめ

身体が大きくなってきたり、高校生になってくると『速く走る為に速く走る』だけでは限界を超える事ができず、

筋力トレーニングや柔軟性、ランニングフォームに時間を割いていく必要が出てくると思います。

ただ、小学生や中学生ではそれよりも『全力で速く走る』事が大切という事です。

コーチや親としては子供が楽しく全力で走る状況を作って上げるのも大切かもしれませんね。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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編集後記:

週があけて一気に寒くなってきました。。。

皆様、体調にお気をつけください!!

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