『学生コーチ』が指導する時のポイント
こんにちは!
コンディショニングコーチの寺田です。
今日は『専門家としての考え方』的な内容なので、若手の同業の方や学生ながらトレーニング指導をしている方向けの内容になっています♪
学生からの質問
以前、ある大学の学生S&Cコーチが練習の見学に来たことがあったのですが、その時の質問が
チームのモチベーションが下がっている時にウォームアップやトレーニングをしっかりやってくれない。 どうすれば良いか?
というものでした。
その学生はまだ1回生なので先輩も混ざっているチームに
『ただ言う事を聞かせる』
のはなかなか難しい。。。
そういった時はウォームアップでファンゲームなどをしているそうなのですが、
『それも良いと思うけど、そればかりではダメだよね。』
という事を伝えました。
ちなみに、皆さんが同じ立場ならどうしますか?
ウォームアップの意味
そもそもチームとしてウォームアップをしている理由にもよりますが、
学生スポーツであれば
・一体感を高める
・教育的な側面
・補強エクササイズの一環 などなど
一般的な『競技のための身体の準備』だけではない要素が含まれると私は思っています。
なので、実際に私が大学生を指導する時にも
『何が優先順位としては高いのだろう』
といった事を考えて、
あまり細かい所まで指導しない事もよくあります。
何故を考える
それを踏まえて『できる事の一つ』として伝えたのは
・『何故やっているか?』を明確にして選手に伝える事
そのウォームアップや種目が、目的に対して合っているかどうかは別にして、
学生の時から自分が提供しているものについて、
『何故それを選んでいるのか』を考える癖を持っていくのはとっても有益な事だと私は思うからです。
様々なトレーニングやウォームアップのテンプレートがある中で、思考の幅や深さは初めは置いておき、
自分で『何故、これを選手はやるか?』を考える癖をつける事が大切です。
それが毎回正しい訳では無いでしょうから、
選手が納得できない時もあると思います。
ただ、それもまた自分の気づきになって、
考えるヒントが増える事にもつながります♪
そんな経験をした後で、
指導歴が自分より長い専門家に質問をすると、
理解度も自分事としてとらえる深さも変わってくると思います。
正直、これはアメリカでATCとして仕事をしている時に私はあまりできていませんでして。。。
リハビリのポイントとなるエクササイズや週毎のエクササイズがドクターから示されていたので、それに沿ってプログラムを作るだけの事が多かったと思います。。。
まぁ、当時が激務&薄給過ぎて覚えていないだけかも知れませんが笑。
まとめ
学生の内から自分の頭で考える癖を持ってると強いというのは何も専門家だけではありませんよね。
選手でもそうですし、
コーチでもそうですし、
社会人として他の仕事でも活きてくる事だと思います。
思考停止するのは簡単だけど何処かで飽きちゃいますから。
しっかり自分の頭で何故を考える癖をつけていきましょう♪
最後まで読んで頂きありがとうございました❗️
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編集後記:
その内アメリカ時代の記事をシリーズ的に書いていきます♪
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