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改めて『水分補給』について調べてみる

皆さん、こんにちわ。

コンディショニングコーチの寺田です。

梅雨入りしていますが、晴れている日はかなり暑いここ最近。

『オンライン個別トレーニング』でも

・運動中の水分補給

について質問があり、自分の『知識チェック』の為にも少し調べてみたので、

今日は『改めて水分補給について調べてみる』というタイトルで書いていきたいと思います。

私のバックグラウンドはAT
(アスレティックトレーナー)

今は『コンディショニングコーチ』と自分でも言っている様に、

ストレングス&コンディショニング コーチ(筋トレやフィットネスを指導する)という仕事を生業にしているのですが、

私は元々AT(アスレティックトレーナー)という

ケガをした選手のリハビリやケア
・ケガの予防
・アスリートの病気の予防やケア 

などを主に大学や大学院では学んだり、行ったりしていました。

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なので、私の知識の基になるものは『ATの協会が出しているもの』がメインになるのですが、

今回はその『協会としての考え、立ち位置』を書いているポジションステイトメント(運動中の水分補給に関してのもの)を参考にしつつ、水分補給について私の考えも交えながら書いていきたいと思います。

※興味がある方はこちらから。英語になっていますが、無料で読めます。

水の方が良いのか、スポーツドリンクの方が良いのか?

よく言われたり、聞かれたりする事が多いのが運動中に飲むのは

・水の方が良いのか?
・スポーツドリンクの方が良いのか?

ですが、

普通に運動するのであれば普段の食事で炭水化物やミネラルをとり、

運動中に飲むのは『水で良い』と、はっきりこの論文では書かれています。

ただ、『1時間以上の運動』をするのであれば糖質が含めれていて(3-8%)、塩分が含まれているものが良いとされていて、

糖質が5-8%以上のものだと少し吸収の速度が遅いかもしれないとも書かれています。

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『では実際どれぐらい差があるのか』についてはここでは書かれていませんが、どうなんでしょうね。

そこまで、差があるとは思わないので、個人的には好みの問題になるかと思っています。

私は夏場にスポーツドリンクが少しぬるくなってより甘く感じるのは好みでは無いので、
始めから水で薄めておいて飲んだりします。

質も大切ですが、量を飲むことも大切ですからね。

どれぐらい飲んでいたら良いのか?

この論文では、運動後に体重が2%以上落ちていない様にする事が大切という事がたびたび書かれています。

それは、

・パフォーマンスを下げないためにも大切
・熱中症予防にも大切
・水分補給がしっかり出来ているかを把握する為にも大切 

だからです。

なので、

激しい運動/夏の練習をする前には体重を測っておいて、
運動後に再度体重を測り、

・減りすぎていないか
・どれぐらい体重を戻さないといけないか

を把握する事が大切だとも書かれていますね。

実際、近鉄ライナーズでも試合前のロッカールームで体重を測り、

試合後にまた体重を測って

・試合中の水分補給が上手くいっていたか
・試合後に水分補給が十分できているか

の指標にしたりしています。

特に激しい運動中は吸収の速度も鈍っているので、少ない量をこまめに補給する事がより大切になってきたりしますね。

まとめ

かなり長い記事になってしまいましたが、ポイントは

激しい運動を1時間以上する時はスポーツドリンクの方が良い
・運動前後に体重を測るとGood
・スポーツドリンクの濃さは3-8%が良いけど好みも大切

こんな感じになります。

暑い時期のスポーツを楽しめる様に水分補給に気をつけながら、選手はもちろん、コーチも親御さんも頑張りましょう♪

最後まで読んでいただいてありがとうございました!

宜しければスキやフォローをお願いします。

よければHPもチェックしてみて下さいね♪

編集後記:

今週は梅雨には珍しく大阪は晴れが多いので、
ゴルフにいきたいです!

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