ジュニア選手が注意するべき筋トレ: 3選
こんにちわ!
コンディショニングコーチの寺田です。
今日は
ジュニア選手が注意するべき筋トレ: 3選
というタイトルで書いていきたいと思います♪
・具体的な種目を上げて、これは止めた方が良い
・筋トレ自体に注意した方が良い
っというものでは無く、トレーニングの仕方が主な内容になります。
そもそも、私はジュニア選手にも筋トレは有益だと思っています。
選手の状況や優先順位からいらないのでは?
となる事はもちろんありますが、
それは他のトレーニングでも同じですからね。
その1: フォームよりも重り重視
一番注意しないといけないのが、
『フォーム』よりも『重量』を重視してトレーニングをジュニア選手にさせる事。
これは対象が大人のアスリートであっても、トレーニング愛好家であっても良い事ではありません。
・ただひたすらに重いものを持ち上げたい!
・重いものを使ってトレーニングをしたい!
という目的を持たれている方以外にこの優先順位が覆る事はありえません。
ましてや相手は身体ができていないジュニア選手。
重りを使って筋トレをさせるならば、
せめて正しいフォームやケガに繋がりにくいようなフォームでやらせる事は当たり前です。
当たり前ができていないトレーニング指導者は『指導者』では無く、
トレーニングをさせているだけのただの人です。
その2: 安全な状況でやっていない
次に注意しないといけないのが、
安全な状況でやっていない事。
例えばある選手がベンチプレスをしているとします。
フォームはある程度正しくできていたとしても、
・スポットに誰もついていない
・セーフティーバーもつけていない
・トレーニングを教えている人も見ていない(指導者ではない)
これではいつ事故が起きても不思議ではありません。。。
大人で、トレーニングになれている人でも気を抜けばケガをしてしまうのに、
トレーニングになれていない、まだ子供のジュニア選手ではなおさら危ないです。。。
その3: キツければよいと思っている
最後はもしかしたら私が一番嫌悪している事かもしれませんが、
キツければ『良いトレーニング』だと思っている事。
これに関しては・・・何から書けばいいかわかりませんが(笑)、
『手段』と『目的』が逆転しているのが一番危ないと思っていて、
選手がトレーニングをするのはスポーツが上手くなる為。
キツイ事をする事がトレーニングをする目的ではありません。。。
これは練習も同じ。
キツイ練習は勝つために必要かもしれないけど、そうで無いかもしれない。
練習をする目的はキツイ事をする為ではなく、
試合に勝つ事、今よりも選手が上手くなる事ですからね。
まとめ
たまたまSNSで『あるトレーニング指導(?)の現場』をみてしまい、
愕然としたことから書こうと思った今回の記事。
普段はあまり負の感情を記事にする事は無いのですが、
今回は書いておかないといけないと思ったので少しキツイ表現なども使ってしまいました。。。
親にとっても、チームにとっても、社会にとっても大切なジュニア選手達。
1人でも多くの選手がトレーニング指導者風の人のせいでケガをしたり、
スポーツやトレーニングを嫌いにならない事を願います。
最後まで読んでいただきありがとうございました♪
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編集後記:
今週もアカデミーが楽しみです♪
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