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エクササイズの両端: プログレッションとディグレッション

皆さん、こんにちは。

社会人ラグビーチームと大学野球部1部リーグのチームでコンディショニングコーチをしている寺田です。

先日、特に栄養の観点で両端を知る事の大切さという事を書きました。

エクササイズの両端

その繋がりで今日はエクササイズの両端について。

というのも、まさに私の状況的に段階的に運動強度を上げていかないといけない様な状態になっているからなのですが。。。

経緯をよく知らない方に説明をすると
持病の扁桃腺が9月の半ばに爆発
→ 10日間ほど運動できず
→ そのまま扁桃腺摘出手術のため入院
→ 術後2週間は出血の恐れがあるので体温が上がる運動は禁止

という事で1ヶ月の殆どを布団かベッドの上で過ごしていたのです。。。
(今もまだ運動はできていません)

なので自分のトレーニングも段階的に強度をアップさせていくのですが、

これもある意味で両端を知っているから合ったものを選択できるのだなぁとふと思いました。

プログレッションとディグレッション

プログレッション(段階的に強度を上げる)だけで無く、
ディグレッション(段階的に強度を下げる)も大切という話なのですが、

例えばスクワットなら

椅子から立ち上がる事に慣れる事からスタートして
椅子を低くして立ち上がる
→椅子の高さまでお尻を下げてから座らずに立ち上がる
→椅子を低くして同じ事をする
→自体重でスクワットをする
→ 下でキープする
→ ゆっくり下ろしてゆっくり上げる 

などなど。
私はさすがにここまで強度を下げる必要は無いですが(笑)、

例えばお年寄りの方やケガをしている方には、
これに手の位置や補助する為の手すりの有無、重り、バンドの有無などを指定すれば殆ど無限にプログレッションやディグレッションをする事ができますよね。

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論理的に組み立てる

これは知識として知っておくのも大切ですが、イメージを正しくすることができればできる事でもあり、

『○○ができるから△△はできる』
『□□ができないと◇◇はできない』

などの論理的思考力があればできる事だとも思います。

例えば、歩けないとジョギングはできませんし、ジョギングができなければランニングはできません。
重りを持たずにしゃがむ事ができなければ、重りを持ってスクワットはできない。 こんな事です。

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まぁそれだけで片付かない事もあるのですが。。。

まとめ

普段はアスリートのトレーニングという『端の片方』を主にみていますが、

そこだけでは思考も視野も狭まってしまいますし、

自分の幅もできてこないですからね。

体力レベルが落ちた自分の為のトレーニングを考えながら、
幅を意識したいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

宜しければスキやフォローをお願い致します。

編集後記:

運動開始OKが10月13日以降なので、まずは60㎏10回のスクワットから始める予定です。

サポートして頂けると、とても嬉しいです! サポートして頂いたものはありがたく活動の資金として使わせていただきます!