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やりたい腹筋/避けたい腹筋 トレーニング

こんにちわ!
コンディショニングコーチの寺田です。

このnoteではジュニアスポーツに関わる方向けに毎週月曜日に記事を更新しています♪

今回は
『やりたい腹筋/避けたい腹筋 トレーニング』
というタイトルで記事を書いていきたいと思います♪

コアは大切≠腹筋は大切

有名人やスポーツ選手のトレーニングで『体幹が大切だ!』
といわれてしばらく経っていますが、
皆さんは『体幹』と聞いてどんなイメージを持つでしょうか?

一番多いイメージはたぶん『腹筋』ですよね。

もう少し踏み込んだイメージを持たれている方は
『背筋も含めて体幹』
と考えられているかもしれません。

ちなみに、トレーニング業界でも定義は結構バラバラで、
・肩甲骨まで含んでコア/体幹だ
・骨盤まで含んでコア/体幹だ
など色々あるのですが、

『腹筋だけが体幹』だと思っているトレーニングに関わる専門家は
さすがにもういない
かなぁと思います♪

『体幹トレーニングは大切。でも、体幹は腹筋ではない』
というのは頭に置いておいてほしいのですが、
だからといって腹筋のトレーニングをしなくて良いわけではありませんので、そこはご注意ください。

避けたい腹筋トレーニング

では、どんな腹筋のトレーニングをすれば良いのでしょうか?

その前にまず
あまりやって欲しくない。避けたいトレーニング』についてご紹介したいのですが、
それは

・膝を曲げたり、伸ばしたりした状態で行う上体起こし
→ 一般的な腹筋のトレーニング
です。

この状態で完全に身体を起こすエクササイズは止めて欲しい

その理由は腰の骨に沢山の負荷が何度もかかり、
ケガや痛みに繋がる可能性がある
から。

あまり詳しく『何故』の部分を書くと難しいのですが、
とりあえず私はこういった腹筋は自分でもしないし、選手にもやらせないと覚えて頂ければ幸いです。

やりたい腹筋トレーニング

では、逆に『やりたい/やってもらいたい腹筋トレーニング』はどんなものでしょうか?

それは
・上記の腹筋トレーニングの様な形で肩甲骨が浮くぐらいの所まで上体をあげる腹筋トレーニング
・スイスボールの上に両肘を置いて、円を左右に書くエクササイズ
・横向きになってブリッジを行うサイドブリッジ
などです。

まぁ、基本的に背骨を前後に倒したり、反ったりする動きが無いのに、
腹筋やその周りの筋肉に刺激が入るエクササイズを私は勧めていると思っていただけたら十分です♪

もちろんこのエクササイズが『王道』ではありません

まとめ

今回はやりたい腹筋/避けたい腹筋 トレーニングについてつらつらと書いてきました。

なので、まとめると
・体幹って何のか?腹筋だけなのか?いやそんな事は無い!
・体幹は大切だけど、この腹筋トレーニングは止めて欲しい
・逆にこのトレーニングはやって欲しい
という事などについて書いてきました。

チームなどでもあるであろう『補強の時間』に行われることが多い腹筋トレーニング。
ジュニア選手に関わる方の気づきになっていれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!
宜しければスキやフォローをお願い致します👐

編集後記: 
オフシーズンなので、家族の時間を満喫中です!


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