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みんなの声が集まるFC今治のマガジン 【Vol.50】 #みんマガ

なかじー | 中島啓太

全国のファンや関心層の方々のTweetやInstagram、Web記事などをまとめ、チームの作る公式メディアとは違う角度から1週間を振り返るハイライト「みんなの声が集まるFC今治のマガジン」Vol.50です。

みんマガもVol.50の大台に乗りました！

記念すべきvol.１が公開されたのは、昨年の12月１日。奇しくも今シーズン最終戦の１年前の出来事でした。今週末は泣いても笑ってもこのメンバーでの最後の試合。今シーズンの集大成となる試合を期待したいですよね！

と気持ちは週末の最終戦に行きそうなところですが、その前に先週の１週間みんマガ的に振り返ってみたいと思います。


▶先週までの振り返り

本文に入る前に、振り返りを兼ねて、前号に関するコメントをいくつか紹介させて頂きます。

これからも、一緒にこのマガジンを作ってくれるみなさんへのありがたさを感じながら、コツコツと続けていきたいと思います。

感想コメント等は「#みんマガ」のハッシュタグをご活用いただければ嬉しいです！

それでは今週のハイライトです。

INDEX

▶ホンダロック戦は意地のドロー
▶ 最終戦に向けてナカジマからのメッセージ


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▶ホンダロック戦は意地のドロー

先週の日曜日に夢スタで行われた、ホンダロックとの一戦。結果は0-2から2-2の引き分けまで持ち込み勝ち点１をゲットして、JFL３年目で初の勝ち点50となりました。

試合前には、西条の野口太鼓台や元日本代表の北澤豪さんがやってきて、お祭りムードのフットボールパークでした。

それでは、その模様をみなさんの投稿で振り返ってみましょう！

（アウェイサポーターに向けたウェルカムボード）

勿論、今回もスタグルは盛りだくさんでした！

（体温まるモコモダケのお鍋）

（季節感あふれるやきいも）

おしゃれなスイーツもあります！

そしてこの日は西条から野口太鼓台がJ3昇格祝いで、前日から今治市内を巡行。

そして日曜日は夢スタにて、差し上げなどダイナミックな姿を披露。岡田会長、矢野社長、今治市長なども太鼓台をかいたり、乗ったりしました。

今治市内で展示以外の太鼓台登場は非常に珍しいですよね。この勢いも借りて、残り試合、来シーズンも選手には大暴れしてもらいたいです。

フットボールパークでの披露を行ったあと、試合中は南ゴール裏にて試合を見守ってくれました。それにしても雄大な姿ですね！

「今そこにあるサッカーを愛せ」の理念を掲げて、ホンダロックを応援する名物サポーター"ロック総統"が試合前のにぎやかエリアに登場。

FC今治のJ3昇進に関して「この今治の地にFC今治の文化が根付くことが大切なんです！」エールを贈ってくれました。

この試合は松山Eテレで生中継も、元日本代表・前園さんと前FC今治キャプテン・金井さんのW解説という豪華な布陣でした。

スタジアムの雰囲気を楽しみながら応援するスタイル！

初観戦の人のハートをつかむ何かがある夢スタです。

山田選手の一撃は反撃ののろしでしたね！

結果は2-2の引き分けでしたが解説の前園さんも楽しんでくれました。


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▶最終戦に向けてナカジマからのメッセージ

いよいよ今季のリーグ戦も残りあと1試合です。

それをホーム「夢スタ」で行えることの嬉しさを感じながら、今週日曜日13時キックオフを迎えます。

今回は、試合の告知と言いつつも、ナカジマの今シーズンの振り返りも兼ねて書きたいと思います。

今から約9か月前の2019年3月24日。今シーズンのホーム開幕戦がありました。対戦相手は3連覇中の王者Honda FC。Honda FCには今まで一度も勝った事がありませんでした。

新加入の駒野選手のCKから先制し、10番を背負う有間選手が追加点をもぎ取り2点のリードに。1点返されるも何とか逃げ切り勝利。3974名の観客で勝利を分かち合いました。

その後の1週間、どこの企業に訪問しても「Hondaにやっと勝ちましたね！」との声をかけて頂けるくらい、みんなが願っていた瞬間だったと記憶しています。

その後チームは勝ち点を積み重ね、前半戦を9勝／1敗／5分で折り返しました。9つの勝利のうち6試合は1点差での勝利と、本当に一戦一戦がギリギリの中で勝ち取った試合だったと思います。

しかし、運営面では、ホーム開幕戦以降の入場者数は、悔しくも減少傾向。6月16日の東京武蔵野シティFC戦だけ入場者数が回復しましたが、それ以外は全て右肩下がりでした。

それ以外にも、今シーズンから導入した、QRコードを使ったシーズンパスの入場レーンも、機械トラブルなどで混乱が起き、個人的にも、とても悔しい想いや、申し訳なさを感じた時期でした。

（結局、この方法での入場は5試合を終えたところで打ち切りにしました）

後半戦に入ると、チームは少し苦しむ時期も経験しました。

3試合連続して引き分け、そのうち2試合がホームでした。入場者数もなかなか伸びず、色々頭を悩ませた時期だったと思います。

この時点での平均入場者数は2900名程度で、昨年の平均入場者数を下回っていました。

しかし、今思えば、この時期に約1か月の中断期間があったことで、運営サイドももう一度今の自分たちのやっている事を見つめなおすきっかけができたと思います。

9月8日は夢スタが竣工して2周年。これに引っ掛けて、色々企画をしてみよう。新しい人にスタジアムに足を運んでもらうために、これまでと別のアプローチをしてみよう。

そんな話が社内で挙がってきたのがこの時期でした。

様々な事をやりましたが、個人的に強く記憶に残っているのは、選手やスタッフがシーズンパス保有者に直接電話して、来場の促進や、お友達お誘いキャンペーンのご案内をやった事です。

私としては、ご迷惑をおかけしながらも、QRコードで入場頂いたことで5試合分の入場履歴を得た事を、どこかで何とか活かしたい気持ちがありました。

この時の電話キャンペーンは、来場履歴を見て、電話リストを作りました。

（本当は全部電話出来ればよいのですが、限られた時間と人員でやれることをやるために、データを活かしたいという想いでした）

結果、SNS上でも様々な声が上がり、新聞やTVにも取り上げて頂くことができ、電話がつながった人のうち、200名を超える方々が、夢スタにお友達を連れて来場してくれました。

他にも沢山色んなことをしましたが、結果的に9月8日の試合では3190名の方々が夢スタに足を運んでくれ、試合も勝利で終わり、4試合ぶりに勝ち点3をもぎ取る事ができました。

この試合、帰り際にお客さんたちが「いやーよかった！」「スッキリした！」「また来るわ！」など沢山の声をかけてくれたのをとても良く覚えています。

そして、その次の東京でのアウェイ戦にも勝利し、チームも調子を取り戻したかに思えました。

しかしそこから約2か月、5戦して0勝／3敗／2分という、辛い時期を迎えました。

特にその5戦の最初、テゲバジャーロ宮崎とのホーム戦では、0-0で迎えた後半ロスタイムに失点を喫してそのまま終了のホイッスルと言う、ショッキングな経験もしました。

悔しさのあまり、厳しい指摘を試合会場で言われる事も沢山あった時期だったように思います。

前半戦で勝ち点を稼いだことや、勝てない中でも引き分けで勝ち点を積んでいた事で、残り試合が少なくなるにつれて、J3という言葉がちらほら周りから聞こえてくるのですが、肝心の勝利はついてきていない。そんな時期でした。

そしていよいよ残り4試合というところで、J３の仲間入りが現実的に目指せる状況に近づいてきました。11月10日、ホームでのFCマルヤス岡崎との試合。

FC今治が勝利し、後を追いかけてきている2チームが引き分け以下なら、年間順位4位以内が確定。すなわち、Jリーグの入会要件を満たすことが決まる、という状態でした。

そんなチームの状況を聞きつけたのか、3388名の方々が夢スタに訪れ、その瞬間を見守っていました。試合は1－0で勝利。

終了のホイッスルが吹かれるほんの1～2分ほど前に、他会場の2試合のうち1試合が引き分けで試合終了していました。

試合中、トランシーバーで5分おきに流れてくる他会場の結果を耳にするたび、期待に胸が高鳴る自分と、何もまだ手にしていないと言い聞かす自分がいました。

そしてFC今治の試合終了から数分、もう1試合も引き分けで終わった知らせが届き、その時点でJリーグの入会条件を満たすことが確定しました。

トランシーバーの調子がちょっと悪かったので、正直言うと私は引き分けで終わったのかよく聞き取れなかったのですが、まわりがそう言っていたので、ああ、終わったんだとホッとしました。

今治市にJリーグクラブが誕生したことで、様々な声が全国から届きました。しかしシーズンは続きます。

次の試合はアウェイで0-2の敗戦、そしてホームで2-2の引き分けと続きます。せっかくJリーグ入会が決まったのに、すこしスッキリしていないというのが、周りから感じる空気です。

そしていよいよ今週末、今シーズンの最終戦です。

相手はラインメール青森。キックオフは13時。FC今治がJFLで試合をするのも、いまのメンバーで試合ができるのも、この試合で最後です。そして何より、今シーズンまだ一回も達成していない事があります。

入場者数4000名越え、満員御礼の試合です。

目標に届いていないという事は、まだまだ地力や努力、想像力が足りない事の表れだと思います。しかしどんな時も、目標に向かって今できるベストを尽くすことは諦めてはなりません。


松山からEXILE PRFESSINAL GYMの皆さんが応援に駆けつけてくれます。

ハムやチーズそしてお酒など地元の食材を活かしたグルメブースも出ます

お子さんが遊べる折り紙ブースや、クリスマス工作ができるお出かけ児童館もやってきます。

多肉植物やピアス／コースターなどの雑貨が買えるブースもあります。

射的やぷよぷよすくいでちょっとした縁日の気分をあジわえる場所もあります。

ラーメンもクレープもオムそばも焼き芋もレモネードも、沢山美味しいものが揃っています。


限られたお金や人員、時間の中でも、本当にたくさんのワクワクが集まる工夫をしました。

サッカー分からなくても楽しい、試合に負けてもまた来たいと思う、1人よりみんなでその空気を楽しみたい。そんな場所を目指しています。

「次世代のために、物の豊かさより心の豊かさを大切にする社会づくりに貢献する」

全てはその想いのために。

一緒に夢スタを、そして今治を盛り上げてください。一緒に盛り上げましょう！

12月1日、夢スタで待っています。

以上、ナカジマからの今シーズン最終戦のご案内でした。



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▶あとがき

今週のみんマガ、いかがでしたか？楽しんで読んで頂けたのなら嬉しいです。

（あとがき by 海賊編集長ラッキィ）
今週末は最終戦！２位のソニー仙台が引き分け以下という条件がつきますが、FC今治が２位フィニッシュも可能な状態です。最後の１秒まで諦めない姿を選手たちはピッチで見せてくれると思います。その姿を満員のスタジアムで見届けたい！　一度も満員を出していない今シーズンの夢スタ、最後はサポーターの底力も動員という数字でも見せたいです！
（あとがき by ナカジマ）
Vol.50を迎えた事で改めてみんマガが皆さんによって支えられている事を実感しました。毎週力を貸してくれている海賊編集長にも感謝です。あと1試合。今度は僕の番です。みんなと一緒に今治を一緒に盛り上げていきたいと思います。

それではまた次回をお楽しみに。

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