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AppGyver(チョット)やってみた#4〜チュートリアル「AppGyver アプリケーションをパブリック API に接続する」まで

今回はローコード開発ツール「AppGyver」をチョットやってみたのシリーズ第4弾に入ります。
前回まででバーコードを読んでコードの数字を表示するというところまで無事修了することができ、なんだか使えるアプリ感が出てくるところまでです。いよいよここからはAPIの接続、商品データの表示に入っていきます。
ここまでの快進撃もどこまで続くかやっている自分でも楽しみです。

前回までの話と準備

まずは前回までのざっくりしたストーリーと、今回のチュートリアルをスタートするまでの準備をします。

前回までのざっくりしたお話

前回まではこんな感じです。

#1 AppGyverという製品の概要ととりあえずサインインしてみる
#2 チュートリアルに従って画面まで作ってみた。
#3 ボタンを押したらバーコードを読んで読んだ結果を表示させた。

今回の準備

とりあえず前回作成したモバイルアプリのプロジェクトを呼び出すところからスタートします。

AppGyverのアプリのページ(上記)を呼び出すと以下の画面になります。
(ログインを要求されることもあります)

AppGyverの初期画面(2回め以降)

前回作った「Open Foof Fact API」を呼び出します。

ロードに少し時間がかかりますが、下の開発画面が開けば準備完了です。

開発画面

インジケーターの値は「80%」です。

ステップ1〜データ リソースを追加する

まずはこのアプリにバーコードを読んだ商品のコードから商品の情報を呼び出すためにデータリソースを接続します。

まずはボタンをクリックしてフォーカスさせてから上にある「DATA」をクリックします。

DATAボタンをクリック

DATAの画面になりますが、現時点では何も設定されていないので真っ白な画面が表示されます。
右上にある「Add Data Resources 」 をクリックします。

DATAの編集画面

プルダウンメニューから「Rest API direct integration」を選択します。

プルダウンメニュー

REST APIを接続するための画面が表示されるので以下のパラメータを入力して保存します。
Resource ID: OpenFoodFacts
Short description: Data from Open Food Facts API
Resource URLhttps://world.openfoodfacts.org/api/v0

このパラメーターは今回のチュートリアルに準備された商品データを呼び出すための公開された「Open Food Facts API」の情報です。
実際のアプリを作るときはこういう感じのバックエンドのアプリを作る必要があります。(SaaSや公共のデータにははじめから用意されていたりします)

REST APIの接続情報


ステップ2〜Get Record データの構成

REST API の接続設定ができたのでデータを取得する要求を設定します。
左側のバーから「Get Recode」を選択してレコードを呼び出す設定画面を表示します。

Get Recodeのコンフィグ画面

「Relative path」フィールドに以下の情報を入力します

/product/{barcode}.json

次に下の方にあるURL placeholder (表形式の場所)をクリックして右側にパラメータの設定項目を表示させます。

表示されたパラメータ項目に各パラメータを入力します。


・Label: Barcode
・Key: barcode
Value type: Text
Description: Resource ID to retrieve
・Is encoded: Enabled
・Is static: Disabled
・Is optional: Disabled
(チュートリアルには「Enabled」と書かれているので注意)

パラメータ(後半)


ステップ3〜テスト データ ソース

設定がおわったので、情報の取得が正しく出来るかを確認します。

確認には「CONFIG」タブの隣の「TEST」タブを選びます。

DATAのTEST画面

画面中央、左側の「Barcode」のところの「ABC」のアイコン(Currently bound to: static text.)を選択して下の画面を出します。

Edit binding for

Static textのタイルを選択してから「Type a text」の欄にテスト用のコード「6416453061361」を入力して上の「RUN TEST」を押します。

テスト結果

タイトルと中身のデータが交互に出力されるJSON形式のデータが表示されたらOKです。(けっこう長いレコードが表示されます)

けっこう苦戦しますのでステップ2を見直して何回かやり直してください


ステップ4〜レスポンスからスキーマを設定

テストが無事(?)終了したらデータスキーマ(構造)を設定するステップになります。そのためには「RUN TEST」の下にある「Set Schema from Response.」をクリックします。

Set Schema from Responseの結果

実際にテストで取得したJSONファイルを読んでデータ項目の構造を取得します。

処理が終わったら右上の「save」で保存します

これでこのステップは終了です




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