AppGyver(チョット)やってみた#1〜まずはサインインまで
最近、AppSheetやらNotionやらとノーコード開発ツールをいろいろ触っています。ノーコードツールは今、様々なツールがネット上に溢れていて、まさに群雄割拠といった感じになっています。
そのなかで大手のSAPさんが提供する(というか買収した)AppGyverをちょっと触ってみました。
まだまだ中途半端なのですが、概要とインストールくらいまでを書いてみます。
AppGyverとは?
AppGyverはERPなどビジネスアプリケーションの世界で大きなシェアを占める独SAP社が提供するノーコード開発ツールです。
ノーコードツールは独立系のベンチャー企業が多く、日本語のサイトがまったく無い製品も多い中、さすがSAP、しっかりと日本語の説明が載ったサイトが存在します。
最近SAPさんが提唱しているSide by Side開発(SAPそのものにカスタマイズを入れるのではなく、APIを使って連携した外部のシステムで課題を解決する手法)を実現するためのツールとして、2021年にフィンランドの企業から買収した製品です。
当然SAP FioriやSAPが提供する様々なクラウドサービスとのコネクタも用意されている上にブロック化されたビジネスロジックや400を超える関数が利用できるようになっているエンタープライズでの利用に耐えられる製品で物流大手のDHLでも利用されているようです。
ちなみに英語のサイトも用意されています。
いろいろ特徴を書きましたが、このAppGyverにはコミュニティエディションが用意され、学習は無料で出来るというのも大きな特徴です。
さっそく、インストールしてみたいと思います。
アカウント登録とサインアップ
アカウント登録は日本語ページの「無料のコミュニティエディションを試す」または英語ページの「Login / Sign up」のどちらからでも入れます。
最初にアカウント登録の画面が表示されます。英語ページですが難しい項目はないのでなんとか入力して進めていきます。
選択項目を中心になんとか突き進むと(ちょっと長いですが)登録は終了します。
最初の画面が表示されます。
右上の新規作成ボタンでプロジェクト(作る機能単位)を作成します。
プロジェクト名をテキトーに入力して先に進みます
開発画面はこんな感じ
どうやら画面の構築をするページで画面構成としては左側に画面を作っていくパーツがあり、真ん中に作る画面、右側がパーツごとのパラメーターなんかが入ります。
気になるのは下に表示されているインジケータです。学習レベルが40%とかという表示がされています。
ここまでで半分近くということは「けっこう簡単そう」なんて妄想を抱きながら、とりあえず適当に触ってみます。
中央の画面で対象となるモバイルを選定
中央部分の左上のプルダウンを押すと、様々なモバイル端末が表示されます。これで、プレビュー画面をどの端末を想定してみせるのかを選択できるようになっています。
チョット機種が古いのは気になりますが・・・
画面にオブジェクトを配置していく
操作は結構直感的で、左にあるパーツを真ん中の画面にドラッグアンドドロップするだけで画面が配置されていきます。
かなり軽いタッチで操作ができるので、この部分だけでもモックアップ制作に使えそうな感じです。少なくともパワポよりも画面レイアウトが楽に作れます。
そこから右側からパラメーターを設定していきます。
英語ですが、なんとなくはわかるのと、入力すると真ん中のプレビューが変化するので、なんとかはなりそうです。
チュートリアルにチャレンジ
さすがにプルダウンとかはよくわからなかったこと、テキスト項目がちょっと日本人のセンス的にどうかなと思うこともありますが、とりあえず学習することはできそうなのでSAPさんの用意しているチュートリアルにチャレンジしようと思います。
とりあえず退路を断つためにFacebookにあげてみようかと思います。