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こんにちは。パーソナルトレーナー助政桂多です。

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「私骨太なのでダイエットしてもやせられませんか?」

「骨太じゃないと筋肉付きづらいですか?」などのご質問をよく受けます。

骨太とダイエットや筋トレの関係について、詳しくお話していきます。

ぜひ、最後までお付き合い下さい。

一人でも多くの方にこの記事がお役に立つことを願っております。

1、骨太の人の特徴とは

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「とにかく太りすぎたので今よりは痩せたい」、「健康診断で判定が良くなかったので、まずは健康水準までダイエットしたい」、「モデルさんのような華奢でスレンダーな体型になりたい」など皆さんのダイエットの目的はさまざまだと思います。

特に見た目重視で、細い体型に憧れを抱く方は少なくないでしょう。

世の中の多くの人が、そういった思いで一度はダイエットにチャレンジしたはずです。

でも、なぜか痩せても細く見えない、などの体格は生まれつきの問題だったりしますよね。

もともと骨が太い人は、どうしたらいいのか、骨太の特徴効果的なダイエット方法をお話します。

今回は分かりやすく女性を例にとってお話を展開させていただきます。

顔つきや髪質などにも、人それぞれ個性があるように、骨の太さも人によって違います。

骨太の女性は、がっしりとした印象で、ダイエットがしにくいという印象がありますが、一方では、ケガをしにくかったり、筋肉を増やしやすい人も多く、メリットもあります。

そもそも、「骨が太い」「骨が重い」と悩んでいる方がいるとして、実際に骨太なのか、それとも普通なのかの基準が分かりませんよね。

そこで、簡単な判定方法がありますので、参考までに図って見てください。

身長・性別157cm未満(女性)

手首回り骨細<14㎝

普通14cm~14.6cm

骨太14.6cm<

身長・性別157cm~165cm(女性)

手首回り骨細<15.2cm

普通15.2~15.9cm

骨太15.9cm<

測定方法はメジャーで手首部分にある骨が最も出っ張っている部分を図りましょう。

2、骨太だと痩せにくいってホント?

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骨太だから痩せづらいや、骨細だから痩せやすいなどはありません。

骨はあくまでも骨格の形成や体幹を支えるため、また、内臓器を守るためになどに存在しています。

ではなぜ骨太の人は痩せづらいというようなキテレツな話になってしまったのでしょうか。

そればダイエット中に落ち入りやすい体重の重さに何か原因がありそうです。

良く筋肉は脂肪よりも重いと聞いたことがあると思います。

同様に骨もそれなりの重さがあります。

骨の重さは体重の20%程度とも言われています。

ですので、生まれ付き骨太の女性の特徴は、骨が太い分、体重が増えますので、標準よりも重さがあります。

また、ダイエットをしても、骨が太い分、なかなか細く見えないと悩んでいる方が多いという訳です。

ご存知の通り、骨は削りでもしない限り、ダイエットしても減ることはありません。

逆に脂肪が減りすぎると、骨の出っ張りが強調されて女性らしいフォルムを軽減させてしまう場合もあります。

先程も言ったとおり骨自体を細くすることはできませんし、骨は骨密度が高く固く丈夫であることに越したことはありません。

反対に無理な食事制限によって、骨の内部がスカスカになってしまうと、骨粗しょう症のリスクが高まるともいわれていますので、過度な食事制限には注意が必要です。

骨太だから痩せにくいは間違いということは分かっっていただけたと思います。

ではどうしたら、メリハリのある引き締まったスタイルを手に入れることができるのでしょうか。

答えは簡単です。運動と食事を見直し、脂肪を燃焼させつつ筋肉をつけて行くことが1番の近道です。

1、くびれを作る

体重をただ単に減らすダイエットでなく、メリハリあるスタイルに必要不可欠なくびれ美人を目指しましょう。

効果的なエクササイズは、腹筋、背筋、ツイストクランチ、などの体幹はもちろん、大筋群を鍛えるスクワットやベンチプレス、デッドリフトなども取り入れましょう。

2、美脚を作る

骨太の女性で多い悩みが脚が細くならないということではないでしょうか。

しかし、実際は骨の太さが足の太さにそのまま影響しているわけではなく、脂肪や筋肉によって太くなってしまっていることが多いです。

脚を引き締まった細い脚にしたいのに、逆に筋肉を付けすぎて太くなってしまうこともあり得ます。

ですので、どのトレーニングがどの筋肉に作用するのか、どのくらいの負荷なら筋肥大せず脂肪燃焼効果を得やすいのか、など専門の知識をもったトレーナーがいると、効果的にかつ最短で美脚に近づくことができますよ。

3、むくみを解消する

骨や筋肉、脂肪もダイエットで考慮しなければいけませんが、むくみにも注目しましょう。

このむくみを解消することで、足首を引き締め、脚を細く見せることもできます。

むくみの解消方法として、マッサージや湯船に浸かるなども効果的ですが、食事でもできます。

カリウムが多く含まれる食品を食べたり、塩分を控えたりすることで、体の水分量を調整してくれるので、皮下脂肪に水分を溜め込みにくくなります。

3、ダイエットは見た目と数値どちらも大事

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ダイエットは見た目が大切派と、数値が大切派に分かれることがあります。

どちらも間違っていませんし、できればどちらも気にしてダイエットしてもらうのが良いと思います。

例えば数値で言えば大切なのは体脂肪率と体脂肪量

男性なら25%以上女性なら30%以上肥満の一歩手前です。

まず目指していただきたいのは男性は15〜20%女性は20〜25%です。

この数値の範囲なら健康といえますし、見た目も標準的な体型にみえます。

もう少し筋肉質に、スレンダーになりたいなら、男性で10〜12%女性で15〜18%を目指しましょう。

そして、これはあくまで数値で判断する場合の基準値でしかありません。

人によって同じ体脂肪率でも、かたや腹筋バキバキの6パック、かたやうっすら6パックなど見た目に違いが出ます。

ですので数値はダイエットをする上で、ひとつの判断材料になりますが、自身の目標とするスタイルや見た目には数値で表せない違いがありますので、注意が必要です。

ダイエットで一番おもしろいのは、「見た目が変わる」「人に痩せた??と言ってもらえること」だと思っています。

毎日鏡をチェックして、変化を楽しみつつ健康維持のためにも、運動・食事・睡眠をしっかりコントロールしていきましょう。

4、最後に

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いかがでしたでしょうか?

今回は「骨太だと痩せにくいですか?」についてお話しをしました。

今回も最後まで読んで頂き、誠にありがとうございます。
Instagramも頑張っていますので、ぜひ御覧ください。

TRAINER'S GYM(トレーナーズジム) 曙橋店
オーナー兼トレーナーをしています。ホームページはこちら。

パーソナルトレーナー
助政桂多

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