見出し画像

【弊社の見解】お客様は神様なのかどうか

お客様は神様です。という言葉をよく聞きます。
一方、最近は「お客様は神様ではない」という言葉を耳にするようになりました。
さて、お客様は神様なのでしょうか。

3Rという会社名に込めた意味の一つに、
Right Client (Customer)があります。
つまり、弊社のお客様は「素晴らしい企業(人)」であるということです。

素晴らしいとはどういうことなのかというと、

企業であれば、事業が社会に貢献していること、社会的に意義があること、顧客と向き合っていること、関係会社や取引先と向き合うこと。
等、自社に関わる全ての企業や人と正しく向き合っていることを指します。

個人(人)であれば、互いを尊重し合えること、社会常識を持ち合わせていること、社会全体の幸せを考えていること。
等、自身に関わる企業と人に真摯に向き合える方を指しています。

どちらも共通して「真摯さ」「正しさ」「実直さ」といったキーワードが近しいかもしれません。
そういった志がある企業と個人に向けては、全力でサポートしたいと考えています。

一方「自社だけが儲かれば」「自分だけが幸せになれるなら」という考えが少しで見え隠れする場合、弊社としては「お客様ではない」と認識します。
当然ながら、社会的にNGとされる行為(犯罪、詐欺、嘘など)については強く非難したくなりますし、そういった場合には一切のサポートをお断りします。

弊社で面談を受けて「気分を悪くした」と思う求職者の方は正直たくさんいると思います。
なぜなら、弊社として「お客様」だと思えない方へのサポートは行わないからです。
何かがズレている方のサポートをするということは、弊社のメンバーも疲弊しますし、紹介先の企業様にもご迷惑をおかけする可能性が高まります。
また、冒頭記載をさせて頂いた弊社の理念にも反します。
そのため、弊社が考える「お客様」ではないと考えた瞬間、弊社は当然ながらサポートをストップします。

企業側も同様です。何かしらの問題を隠して取引をしようとしている場合や、常識に欠けるような部分が見え隠れする場合には「契約すらお断り」というスタンスで接しています。
経営者、担当者含め、会社全体のスタンスとして、弊社のお客様として相応しいかどうか判断しています。

結論が遅くなりましたが「お客様とは弊社の基準を満たした企業(個人)」というのが弊社の結論になります。

「たかが人材紹介会社が何を言ってるんだ」という意見もあるかと思います。
ただ、考えてみてください。
常識の外れた企業を紹介をされた転職希望者の方の気持ち。
非常識な転職希望者を紹介された企業の役員や担当者の気持ち。
どちらも幸せになれません。
良い人と良い企業をマッチングした瞬間、初めて「幸せな状態」になれるのが人材紹介のビジネスだと思っています。
どこの会社。とは言いませんが、企業の内実と向き合わず、個人の内実とも向き合わず、ただ「人身売買」のようなことを繰り返しているマーケットが本来は異常だと思います。
少しでもマーケットを(というより日本を)良い方向に持っていくには「良い企業」と「良い個人」だけが転職できる姿を目指すのが一番だと思っています。
そうでない企業と個人が排除される仕組みが作れれば、全員が真摯に社会や仕事と向き合って、より良い日本が出来ていくのではないでしょうか。

真摯に向き合ってくださるお客様には、とことんまで向き合って支援させて頂きます。
それは人材紹介だけでなく、人事コンサルティングでも同様です。
特にコンサルティングにおいては、工数と費用を度外視して稼働してことも多々あります。
弊社は「目先のお金」ではなく、本質的に「課題解決」をすることに目を向けています。
本質的な課題解決をするためには、企業も個人も弊社も、しっかりと向き合って、互いを尊重した真摯なお付き合いが必要になります。
そこの基準がズレた瞬間、どんなサポートも無価値になります。
それは人材紹介も同様です。
3者(企業、個人、弊社)が全て幸せになれる姿であるwin-win-winを目指して、全ての企業と個人が「真摯に」「正しく」「実直に」仕事やプライベートと向き合えれば、本当に良い社会と良い日本ができるだろう。と思っています。