見出し画像

【化学】富士フイルムの企業分析&クイズ #137

前書き

就活生や株式投資向けの企業研究をどこまでやるべきか?の疑問に答えます。
今回は化学メーカーに分類される「富士フイルム」を紹介します。
親会社は富士フイルムホールディングスとなり、ホールディングスの100%子会社です。
ホールディングスの主な子会社としては富士フイルムビジネスイノベーション(旧 富士ゼロックス)もあります。
化学メーカーとも言われますが、セグメントの名称はマテリアルズからエレクトロニクスに変更し、ヘルスケア領域も展開するなど、電子部品・機器メーカーに近いと言えそうです。(日東電工っぽい感じ)
事務系の採用も多く、まずは知っておきたい巨大メーカーとも言えそうです。
デジカメなどBtoC領域もあるため、知名度は高そうで倍率も高いものと予想されます。

他の注目ポイントは下記です。
・HDのセグメントは4コ、売上の柱はヘルスケアとビジネスイノベーション
・利益の柱はイメージングとヘルスケア
・富士フイルムが担当するのはビジネスイノベーション以外の3コ
・国内拠点は神奈川、埼玉、静岡とコンパクトにまとまっている
・研修や福利厚生など独自の仕組みがあり、働きやすそうな環境

他社の記事

化学メーカーは下記の記事ほかがあります。

旭化成

東レ

日油


内容について

最終面接など就活や転職、合わせて株式投資などに使える企業分析対策の資料まとめとなります。
その企業独自の取り組みや役員のプロフィールほか幅広くまとめています。
最終面接前の仕上げや企業研究の助けとしてご活用頂ければと思います。
※記事の値段は購入者が一定数を超えた場合、値上げします。(今の値段が現状で一番安いという意味です。)
後半部分では会計クイズを10コ×2セット用意しています。
志望度の高い企業であれば、1次や2次用に購入頂くのもアリです。
企業研究に使う時間を外注する、そんなイメージで考えて頂くと良いです。(このnote作成には3時間以上かけています)
今、自分が就活生や転職でこの会社を受けるならここまでまとめておくという感覚を意識しています。
一度購入して頂き、しっかり内容を読み込めば同じやり方で他の企業の分析もできるようになるはずです。
資料の引用は決算説明資料、有価証券報告書、会社HPなどで基本的に無料で入手可能なもので経理マンの視点でまとめています。
逆質問にも活用できる内容なので、ご自身の意向に合わせ考えて頂くとその部分でもプラスになるはずです。

ちなみに万が一この記事を削除したとしても、記事そのものは購入した方に限り閲覧が可能です。

https://www.help-note.com/hc/ja/articles/360011270754

なお本noteは情報の提供を目的としており、本資料による何らかの投資行動などを勧誘するものではありません。
他の企業についてはマガジンで確認が出来ます。

1.基本情報

富士フイルムホールディングス株式会社
設立:1934年
従業員数:72,300名(連結)、820名(HD単体)
富士フイルムの従業員数:39,000名(連結)、5000名(単体)
本社:東京都港区
ホワイト指数(10点満点):10
求める人物像のキーワード:成長意欲が高い、思考力、最後までやり抜くなど

クイズのサンプル
「イメージング」セグメントの成長戦略において強化している製品は何か?
A. INSTAXのみ
B. デジタルカメラのみ
C. INSTAXとデジタルカメラ

※回答は本編にて

ここから先は

12,208字 / 2画像

¥ 1,600

頂いたサポートはより良い記事の作成のために使用いたします!経理や会計を身近にできればと思っています!