音楽家は個人事業主です。

こんにちは♬
昨日仕事の帰り、夜遅くに運転していたら後ろにパトカーが。
「ハイ、そこの前の〜」とスピーカーで声をかけられ、
「えっ、私なんかしてる?飲酒チェックかな〜」と焦っていたら、
「そこの前の自転車の子、止まってください〜」
でした(笑)
自転車の子、高校生とかだったのかな?職質?補導?
まあ何にしろ自分じゃなかったけど無駄にドキドキしてしまいました(笑)


さて、今日はあまりネタもないので、お題募集から #私の仕事  というのを選んで参りました。

まあこの仕事を選んで生きてくる中で、一番多く色んな人と会話したのは、
「仕事何してるの?」
「音楽家だよ〜」
「えっ、すごいね」
「いや、普通に会社とかで仕事してるほうが何倍も偉いと思うよ・・・」
という内容(笑)

ここ近年で「起業」という言葉がよく聞くようになったり、「個人事業主」とか「フリーランス」っていう言葉をよく見かけるようになりましたが、私が大学を卒業した頃はそんな言葉は殆どなくて、個人事業主なんて言葉は税務署関係で目にするぐらいでしたね。

私もそんな自覚がないまま音楽のお仕事をさせていただいて、なんていうかホントにフリーランスってその日暮らしなんですよ。
本業は演奏家だと思って仕事をしてましたが、演奏のお仕事がない月もたくさんありました。
バイトももちろんしてましたし、収入は常に不安定、でも音楽家をするってそういうことだろ、と思って頑張っていました。

まあいまだにそんなところもありますけどね(笑)

私の世代って何ていうかちょうど「合間の世代」なんだと思うのです。
叩き上げで努力と忍耐と、そして縦のつながりをとても大切にして、音楽家は苦労してナンボっていう世代と、
自分の特技を売ってお金に変えていって、ビジネスとして音楽をやっていき、縦より横のつながりを大切にする起業家世代のふたつ。

日銭を稼いで何とかなる人たちもいるんですよね、世の中にはたくさん。
なんとなーくこの道を選んで、なんとなーくここまで来れちゃったっていう人がたくさんいると思います。自分もそれです。
有り難いことに、そうやって色んな方と関わらせていただいてきましたが、やっぱり社会的に仕事としてちゃんと成り立っているかって言うとそういう訳じゃない部分もたくさんあり。
そうじゃないよな〜って思う部分もたくさんあります。

色んな人の色んな考え方を聞いたり読んだりして、このままじゃいかんと思っていることは多々あれど、有り難いことに本当にたくさんのお仕事をいただいて、時間的にそこをじっくり考えられない部分もあり、自分のペースで少しずつ少しずつ、いま進んでいるところです。


「音楽家がお金を稼ごうとするなんて」
っていう言葉も耳にしますが、音楽家だって生きていかないと音楽できないので。
音楽なんて道楽だからちゃんと就職して働けよっていう考えもわかります。
が、それを仕事にしていくという覚悟を決めた以上、他の道は考えていないんですよね〜。

で、色々調べたりして、自分も起業したらいいのでは、とか考えたりもしたんですけど、よく考えたらもう起業してるやんけ・・・って気づいたのです(笑)

去年こんな記事を書きました。
まあ色んな仕事してますね(笑)
演奏、レッスン、作曲、編曲、耳コピー、デザインなどなど。
なんていうか自分ってもうコンビニ状態だなと。
音楽に関することなら何でも売ります、みたいな。

でもね、ちょっと考えたんですよ。
これ全部、活かしきれてないなあって。

(ここからちょっとぶっちゃけてお話するのでお恥ずかしいので有料記事にします・・・!)


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トランペット奏者、作編曲家の岩田恵子と申します。 お仕事の話やトランペットの奏法などについて色々と発信していきます♬