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コンサートの印刷物づくり。■プログラム編

みなさんこんにちは。
鍋のシメのラーメンは、生であれインスタントであれ、一度茹でてから入れるのがオススメです。
我が家大家族だから麺が大量で茹でてからじゃないと鍋が激まずになるのよ・・・。

さてさて、昨日は12/16の公演のプログラムが完成して我が家に届きました♬
中身はまだ当日まで内緒なので(笑)お見せできませんが。。。
とってもかわいい仕上がりになりました♡

コンサートのための印刷物作り、けっこう大変なので業者さんにお任せの方も多いんじゃないかなあと思います。
自分で作るとすごく安っぽくなってしまったり、ちょっと変わったサイズ(三つ折りなどなど)とか難しいですよねえ。

最近は印刷屋さんも安くなったし、デジタル入稿ができるので便利になりましたね。
Wordファイルも受け付けてくれる印刷屋さんもあるので、私も限界までWordで頑張りました(笑)
ただ、最近のWordは配置に限界があるというか・・・私が使えないだけなのかなあ、けっこう以前に比べて自由なレイアウトが難しくなっている気がします。
それはもうひたすらにテキストボックスを駆使してレイアウトしていたのですが(笑)
Wordで作ったと言ったら印刷関係のお友達にビックリされたことがありますよ〜。ここまでできるんだって(笑)

以前フライヤー作りに関しての記事を書きました。

フライヤーは本当に大事!何度でも言いますが(笑)
演奏会がどういうものであるか、人目を引くものにしなくてはなりません。

対してプログラムは実はあまり重要性がありません。
プログラムを一生懸命作ってる方はちょっぴりショッキングな感じですよね。
一生懸命プログラムノートを書いて、演奏会に対する思いや、メンバー紹介などなど、〆切に追われながらものすごい力を入れている方もいらっしゃるんじゃないかなあと思います。
が、実は隅から隅まで読む方って少ないんですよ残念ながら。。。

プログラムを隅から隅まで読んで欲しい!という場合、いくつか仕掛けておかなければならないことがあります。
   ・休憩時間がちょっとだけ長い
   ・開場〜開演までがちょっと長い
   ・MCをしない
   ・演奏がつまらない←

4つ目はとにかく(笑)
最初の3つがちょっとだけ重要になります。
ホールが明るい時間帯は開場〜開演までの時間と、休憩時間になります。
休憩時間はお手洗いに行ったり、ドリンクコーナーを利用したり、知人と話し込んだりします。これは私もそうです。
ある程度ひととおりのことを済ませるとだいたい15分ぐらいなんです。
なので、残り5分で「よし、後半はなにをやるのかな?」とプログラムを見るついでに更に時間が余れば他の書いていることを読んだりします。
でも家に帰ってから熟読ってあまりしないんですよね。

なのでプログラムの基本としては、超簡潔に、が基本になります。
演奏会の内容、演奏会に参加する人、だけで十分にその機能を果たしてくれるのです。

なので、ものすごくしっかり作り込んで、ちゃんと読んで欲しい場合は上に書いた3つの仕掛けがとっても重要になってきます。

MCを挟むと、どうしても楽曲についての解説が入ってしまうので、喋る内容とプログラムノートに書いてあることが違う内容でも、どうしても暗がりのホールでは耳から聴こえる情報のほうが優先されてしまいます。
なので、MCも挟むけどプログラムを読んでもらいたい場合は、MCでそれをきちんとアナウンスする、というのが大切になります。

せっかく協賛の広告をたくさんの企業さんに出していただいても、そこを見る人ばかりではありません。
なのでそこもちょっとMCでアナウンスすると目を通してくださる方が増えたりします♬
是非やってみてくださいね。


閑話休題、プログラム作りの話しに戻ります。
プログラムもWordで作っても大丈夫なのですが、やはり少しだけオシャレな感じになるとより良い感じになりますよね。
なので、やはりPhotoshopやIllustratorがあるととても便利です。
Illustratorはトンボ(印刷領域と裁断する線)を入れられるので、印刷物を作るのはIllustratorのほうが向いていますが、Photoshopでもきちんと作ることが出来ます。(私はPhotoshop)

これもフライヤーの時と同じく、色んな演奏会にでかけていくことがアイデアに繋がっていきます。
内容だけでなく、紙の厚さ、フルカラーなのかモノクロなのか、どんなプログラムが素敵だったか、そんなこともチェックしておくといいと思います。

演奏会のコンセプトに応じてどんなプログラムであればお客さんに喜んでもらえるか。
自分がお客さんである場合どんなプログラムだと読みやすいか。
そんなことを考えながらチェックしてみるといいのではないでしょうか〜。

プログラム作り、印刷屋さんやデザイナーさんに頼むのが1番ですが、発注する際に演奏会のコンセプト、MCがあるのかないのかなど、内容とリンクするように色々とお話できる業者さんに頼むのがいいと思います。

演奏会用プログラムの作成も承ります♬

音楽家、演奏家ならではの視点でプログラム作りをお手伝いします〜。
いわたが普段どんなプログラムを作っているかは是非演奏会に足をお運びくださいね(*^_^*)

(↑リンクから詳細に飛びます♬)

ではまた。ばいば〜い!

トランペット奏者、作編曲家の岩田恵子と申します。 お仕事の話やトランペットの奏法などについて色々と発信していきます♬