根性論はいらないけど、ど根性で吹く経験はちょっと必要。
こんにちは♬
確定申告頑張ってるのになかなか終わらないいわたです←
吹奏楽のトランペットの楽譜って、吹奏楽でトランペットを吹いたことがある方なら見たことがあると思うんですけど(当たり前)まあだいたい休みの箇所がいくつかあるんですよ。
私なんて自分が書く譜面は自分が吹くことを想定して書いちゃうんで、トランペットが吹きっぱなしってことはまずないように書いちゃうんですけどね笑
1小節でも2小節でもちょいちょい休みが入ると口がリセットできてありがたいって思うんですけど、中には全く休みがない楽譜も勿論一定数存在するわけです。当たり前ですけど。
ではそういう楽譜をどうやって攻略すればいいかってことなんです。
例えば1パートに2人人員確保できれば「ちょっとここからここまで休ませて!」って言ったりできるんですけど、そうもいかない現場もたくさんありますよねえ。
勿論、効率のいい吹き方をしてバテないようにするっていうのは大事なんですけど、今、目の前にその楽譜があったらとりあえず対処しなきゃいけないじゃないですか。
そんな時、あなたならどうしますか?
吹けるところまで吹いて、無理って思ったらやめますか?
それともど根性でどんな状態になっても吹き続けますか?
それが本番だったらどうしますか?
世の中「根性論はいらない!」って言いますし、私もそれは必要ないなって思うんですけど、やっぱり音楽を表現する身としては「楽譜に書いてあることは全部演奏しなくては」って思っちゃうんですよね〜。
自分で曲も書いてますし・・・やっぱり楽譜を書いた人がほしいって思っている音なら存在したいなって思うわけです。
なのでね、おすすめの練習方法としては、やっぱり
「気合いで最初から最後まで吹き通す」
っていう練習というか「経験」が必要だと思うんです。
とりあえず、やってみる。
口がもげそうになっても、音がスカスカになっても、とにかく楽器から口を離さないで最後までやってみるっていう経験が必要だと思うんです。
さて、ここからが大事なことです。
その経験を元に、
・自分が曲のどのへんがしんどいのか
・どのあたりから口周りや身体の中で変化があるのか
・気持ちの変化はどうなっているか
っていうことを観察します。
そして、
・何が原因でこうなっているのか
・どうやったら解決するのか
ということを考えることが大切です。
ちなみに、私にとってのこういう曲は「ラデツキー行進曲」です笑
ホントに最初から最後までほぼ休みがないんですよ。
しんどいんです。
でも、これを課題にして自分がどうなっているか、どういう心持ちで臨めばいいか、どういう対策を普段の練習で立てればいいか。
そんなことを考えながら吹いていたら、根性で吹かなくても良くなりました笑
根性でずっとやる必要はないけれど、
根性でやるとどうなるかっていう「経験」は一度はしておくといいのかなって思います。
どうでしょうか?
ではまた。ばいば〜い!
トランペット奏者、作編曲家の岩田恵子と申します。 お仕事の話やトランペットの奏法などについて色々と発信していきます♬