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20240308_ユーラシア大陸の民族移動から考えたこと_ゲームチェンジの世界史_紹介と感想26

はじめに

こんにちは、Keiです。

 今まで私にとって"元気が出た"と思ったコンテンツや"役に立つかもな"と思ったコンテンツや考え方を紹介してきました。今回も良い人生にするために"役に立つかもな"と思った考え方を紹介していきます。

参考書

この度、参考にした本は
『ゲームチェンジの世界史』神野正史
です。

内容と感想

 前回の記事では"農耕民族の君主"までの部分を読んで感じた事を書きました。

 今回の記事では"遊牧民族の拡散"までの部分を読んで感じた事を書いていきます。

内容

 ユーラシア大陸は大きく、アジア大陸とヨーロッパ大陸に分けられる。更にアジア大陸は東アジアと西アジアに分かれ、東西の間を北・中央・南アジアが隔てる構成になっている。温暖湿潤で大河に恵まれた東・西・南アジアは農耕に適していたため古くから農耕民族が現れ繁栄を謳歌した。北アジアはツンドラ・タイガという厳しい自然環境の中で農耕は不可能だったので狩猟民族が細々と耐え抜いていた。温暖寡雨な中央アジアではその地に広がる草原に遊牧民族が駆け回っていた。
 数千年もの間ユーラシア草原で暮らしてきた遊牧民は、前21世紀ごろの寒冷化の影響をうけ、民族移動を起こした。この時に移動した民族(アーリア系民族)の末裔が、現在のインド人・イラン人・ヨーロッパ人となった。

感想

 ユーラシア大陸とそれぞれの地域の特徴を知ることができ、勉強になりました。基本的なことだと思いますが、ほとんど覚えていなかったためとてもためになりました。地域の特徴を知ることで、農耕、狩猟、遊牧などその地域で行われる活動についても理解しやすいと感じました。黄河文明、長江文明、メソポタミア文明、インダス文明が起こった理由も、"温暖湿潤で大河に恵まれた地域"という点を知ることで納得できました。私が日本で育ったからかもしれませんが、東アジアは過ごしやすい環境で恵まれていると感じました。同じ環境にいても感じ方は人それぞれだと思います。最大限有効に活用できるように考えることができると良いと思いました。
 現在のインド人・イラン人・ヨーロッパ人は約4千年前まで同じ民族だったという点は意外でした。肌の色、文化、宗教、言語が異なっていても同じ語族(インド・ヨーロッパ語族)に属しているという点は学びになりました。目に見える部分だけで判断すると全く異なるように思えるものも、本質的に繋がっているものは様々あると思います。歴史を学ぶことは本質を見るための1つの方法にもなると思います。今後も学び続けていきたいと思いました。

最後に

 見た目だけで判断すると全く異なるように思えるものも、本質的に繋がっているものはあると思います。歴史も1つの手段として本質を見る力を伸ばしていけると良いと思いました。
 見た目だけで判断せず、本質を見極める力を伸ばしていきましょう!

 どなたかの参考になれば幸いです。

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