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20230922_人生の壁を乗り越えるための足がかりについて考えたこと_使える!ギリシャ神話_紹介と感想10


はじめに

こんにちは、Keiです。

 今まで私にとって"元気が出た"と思ったコンテンツや"役に立つかもな"と思ったコンテンツや考え方を紹介してきました。今回も良い人生にするために"役に立つかもな"と思った考え方を紹介していきます。

参考書

この度、参考にした本は
『使える!ギリシャ神話』齋藤孝
です。

内容と感想

 前回の記事では"占いによって「読み取り力」が試される"の部分を読んで感じたことを書きました。

 今回の記事では"自分の外に「大きな力」を感じると生きやすくなる"の部分を読んで感じた事を書いていきます。

内容

 自分に、大きな力が働いていると感じる事で心にゆとりを持つことができる。大きな力の流れを感じ、向きとタイミングを意識すると良い。
 人生はほとんど偶然の連鎖。しかし、偶然の連鎖によって必然化する現実もある。モニュメントを作る(祀る)事で人生の結び目を作ることができる。結び目は自分の人生の足がかりとなる。手がかりはまだ見ぬ先にある不確かなものだが、足がかりは必ず足元にあるもの。足がかりがあると苦しい時も、そこを起点にやり直すことができる。自分に幸運をもたらしたものを祀ると良い。

感想

 生きていく中で苦しい時は何度もあると思います。そんな時、抜け出す"手がかり"を探すのではなく、"足がかり"を起点に立ち向かう事で乗り越えていく事ができると思います。手がかりはそもそも無いこともありますが、足がかりは絶対にあるものだと思います。解決するための糸口を、不確かな"手がかり"に求めるのではなく、確かな"足がかり"に求めるということは意識しておくべきだと思いました。足がかりが多い人ほど、タフな人に成ることができると思います。人生の足掛かりを意識して過ごすことができると良いと思いました。
 個人的に、足がかりとなる人生の結び目は自分の苦しい時期の方が強靭な気がします。苦しい時を結び目にして、その時期に感じた気もちや耐え抜いた方法を足がかりにできると今後起こる苦しい事にも耐える事ができると思います。このように考えると苦しい時がある事も特段悪い事ではないような気がします。苦しい時に感じる事は難しいと思いますが、耐え抜いて振り返る余裕ができた時には、"自分にとって強力な足がかりを作るための良い機会だった"と考えることができると良いと思いました。
 手がかりを求める事は確かな過去が無くてもできることなので、足がかりを求める事よりも簡単なことのような気がします。足がかりを作る過程には苦しい事もあると思います。しかし、足がかりをもつことで、地に足のついた人生を歩むことができると思います。険しいかもしれませんが、足がかりを元に歩む方を目指していきたいと思いました。

最後に

 苦しい時、自分にある確かな"足がかり"を起点に解決する方法を考える事で着実に前に進むことができると思います。足がかりを作る過程には苦しい事もあると思いますが、逃げずに取り組むことで、地に足のついた自分なりの解決策が見つかるような気がしました。
 足がかりを意識し、苦しい時も着実に前に進める人を共に目指していきましょう!

 どなたかの参考になれば幸いです。

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