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憧れのシェアハウスは容易くはなかった

 僕はこの春に関西から上京してきた慶應の一年生です。上京するにあたって、新居を憧れていたシェアハウスのような共有スペース付き(キッチンとリビングが共有)の学生マンションにすることを決めました。なぜなら今は放送中止になってしまった某人気恋愛リアリティ番組の「テラスハウス」のようにいろんな人と交流を持てて、一人暮らしでも寂しくないと思ったからです。そんな「テラハ」のお洒落な生活を夢見ていましたが、共有スペースのすぐ隣にある部屋で3か月過ごしてみると、憧れと現実は違うものだと実感しました。

 これからは悲劇とも言える本当にあった共有スペース付きマンションの事件と問題点を紹介します。

事件その1 「発狂サッカー事件」

 このマンションの各住人の部屋は共有スペースがある分かなり狭く作られています。なので、力がありあまり遊び足りない大学生という生き物は夜中の何時であっても体を動かしたくなるものなのでしょうか?夜中の2時を回ったところで、隣の共有スペースの方からかなり大きな奇声と何かが壁にぶつかる音がしたので、覗きに行くと男四人がサッカー大会を始めていました。壁をゴールと見立ててボールを蹴る男たちの姿は、テ〇ハの落ち着いた雰囲気とは全く異なるもので、かなりの衝撃をうけました。この問題点は住人全員が同じような思考ではないということです。


 事件その2  「散らかしすぎ事件」

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 このマンションでは共有スペースに私物を置くことは厳禁とされていますが、そんな口約束程の軽さしかないルールを大学生は守るはずがありませんでした。上の写真では管理人さんの掃除で綺麗になったところですが、本当はもっと散らかっています。酒の空き缶や空き瓶はほとんど毎日乱雑しており、ひどいときは床に飲み物がこぼれていることもあります。このように撮影で使われるからテラハは綺麗だったけれど、ただの学生が荒れた生活を送ると汚い空間にしかなりません。この問題点は圧倒的に個々人の美意識が低いことにありました。

 最後に

 まだまだ不満を上げだすときりがないのですが、まとめると他人との共同生活は現実とかけ離れた部分が多いということです。皆さんも進学で一人暮らしをする際には改めて考えてほしい思います。







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