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早起きはベーグルのために

おはようございます。
今日も食日記ご覧いただきありがとうございます。

金曜日好きですねー

夜はまったり金曜ロードショーを見てきた身としては、今でもTSUTAYAでDVDを借りてみるアナログ感と特別感が身の丈という感じ。

わかる人いますか?

明日は土曜日。
世は休みということで、早起きしたくなる今日のエッセイをお届けします。



今日の食日記

早起きは三文の徳という。
この言葉が大好きだ。

というより、この言葉が人生の教訓だと思っている。

このエッセイを読んでくださる方はご存知だと思うが、僕は朝ごはんをこよなく愛している。
美味しい朝を迎えられれば1日は虹色だし、美味しいご飯を人より一回分食べた気にさえなる(信じられなかったが、社会人になると朝ご飯は食べないという人が多い。衝撃は今なお過去のものとならない)。

大体9:00までに食べ終えれば、よほどホテルのモーニングビュッフェ並みでなければお昼頃にはお腹が空く。
そう、これ以上に”何食べても大丈夫タイム”はないのだ(なんだそれ)。

このチャンスタイムに食べたいのが、ボリューミーなモーニング(幸せモーニングだ)。
プレートいっぱいに溢れんばかりのサラダとソーセージとトーストが乗ったやつ。THEモーニングプレートみたいな朝食はいつまでも憧れだ。

それと張るほどのボリューム感をベーグルサンドから感じてしまうのは僕だけだろうが。

巷ではヘルシーなパンの一角として名高いベーグル。
だが、あれほど噛みごたえがあり水分をよくするとなると、満腹感にやられてしまう。だからヘルシーという意味でもあるらしいが、それは残念でならない。
だって、せっかくの朝ごはん、簡単に満腹になっては切なさが勝ってしまうではないか。

早起きはベーグルサンドのために。



今日のお店

奈良県旅行の早朝。京都や奈良の朝は澄んでいて他では得られない純度の高い時間となる。

まだ涼しい朝は、空気が冷たくて、山の香りさえする。

そんな空気が流れる中、自社仏閣建築の間を歩きその街並みに毎度羨ましくなる感覚が、非日常感で寂しくも嬉しい。
その朝こそ、奈良京都の楽しみでならないのだ。
そう、早起きの理由だ。

と、言いたいところだが(事実でもあるが)、一番の理由はベーグルサンドのため。
Mia’s breadには一度来てみたかった。

2階建て奥に深い作りは、まさにパン工房だ。

躍動感のあるベーカリー工房を背景に、ぎゅっとした店内に手作りの素朴なパンがずらりと並ぶ。
昔ながらでありながら、菓子パンではない本格派。
現代的な緊張感を内包したパン屋ではないが、かといってレトロ感とは違う昔ながらで洗練されたパン屋。

街のパン屋でありながら、きちんとブランド化されているんだなあと分かるあたりに、本物の誇らしさを感じた。

一回で今朝のモーニングベーグルを頼み、早速2階でホットコーヒーに温まりながら待つ。
たまらない朝の優越感だ。

日差しもそこそこに曇り空が進行する朝。

ぼーっとしながらも、珈琲で奮い立たせる朝も悪くない。
せっかくの朝活、本当は眠たい自分に抗うように深呼吸を繰り返す。

やってきたベーグルサンドは、やっぱり朝8:00に来てよかった。そう思わせてくれる迫力のボリューム(もはやハンバーガーの域)。


たっぷりの野菜にエネルギーチャージ

むぎゅっと詰め込むように頬張るベーグルは相変わらず歯応えがしっかりなのだが、負けじとぷるぷるの卵とシャキッとフレッシュなサラダ、マヨネーズの相性がたまらない。
噛むたびに力強く味わえる素材のパンチに、満足感と嬉しさが相乗効果的に湧き上がるのだ。
そのたまらない幸せ感は、このために早起きした僕の特権だと確信する。

渇きに気がつく前に珈琲でまとめれば、ベーグルサンドがベストな選択肢だったと改めて実感するのだ。

早起きは三文の徳、そんな心地をベーグルが運んでくれた。
ベーグルサンドのための早起きも、気持ちが良いものだ。


美味しいひとときに、ごちそうさまでした。
では、また次回。



今日のお店:MIA`S BREAD(奈良県奈良市勝南院町2)



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暮らしのヒントになれば、と。

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