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コーヒーゼリーでお口直し

おはようございます。
今日も食日記ご覧いただきありがとうございます。


今朝は肌寒いです。
雨が降ってくるのかな?そんな朝が好きです。

リラックスが深くて落ち着きます。

今日はコーヒーゼリーの恩恵を受けたお話。



今日の食日記

コーヒーの味わいは、それまでの食事を、気分を大きな一風の風が吹き込んだかのように、リセットしてくれる。

食後の一杯でも、お酒の後の一杯にもコーヒーのコク深さが癒しとなってリフレッシュの果物のようにバキッとシュワっと全身をコーヒー色に変える。
身体的にも心を癒す一杯が、なによりも毎日には必要で、朝の目覚め、昼の気合い、夜のもう一踏ん張り、家に帰って一息つく、そんなお供にコーヒーの味わいというのは、1つの文化的行事かもしれない。

そんなコーヒーの味わいは、カフェラテでも良いしアメリカーノでもよい。はたまたアフォガートのようなコーヒーのコクに癒されるでも良いし、その味わいが決め手なのだ。

昔から親しんだコーヒーの味わいといえばすぐにコーヒーゼリーを思い出した。
小さい頃から、冷蔵庫にはプリンとコーヒーゼリーの選択肢がいつもあって、子供ながらにコーヒーゼリーを選んでいたのを覚えている。
あの全く苦くないゼリーにこれでもかって魅惑の甘〜いミルクをかけて頂く。スプーンで崩してカフェラテカラーにしてぺろりと飲み込んでしまうのは、子供だからといって甘いスイーツで、あの味わいがプリンを超えてい他のだ(母は毎回驚いていた。いつになったらプリンを選ぶのかと)。

お出かけすると、カフェや喫茶店でひと息つこうとポツリと呟いてしまうこともしばしば。
そんな時、都会のど真ん中に、昔から居座っていたであろう貫禄の喫茶店を見つけると、なぜだか勝ち誇った気分になるのだ。



今日のお店

らんぶるは、新宿駅のど真ん中に位置し、するりと見落としてしまいそうなほど普通にある。

表はとっても味があって、でも主張は小さくて。すぐに入れるような庶民感がたまらない。

ただ、蓋を開けると、そこは地下に続く洞窟のような道が開かれていた(これはたまらん)。

なんだここは。
新宿の地下にここまで広々とした隠れた喫茶室があったのか。と驚嘆してしまうほど。奥に奥に続くから、少し不安になっしまったり。
悪いことを企みかけたら訪れてしまうだろう、そんな店。

それにしても広々とした店内がここまで地下に続いていたとは。
まさか新宿の地下にこんな贅沢な場所があったとは。

見渡すとそこはさらに吹き抜けで、どこまでも広がる店内が、自分を少し孤独にする。それがまた安らぎでこの喫茶店の良さなのかもしれない。

商談する人、勉強する人、ただお話しする人、そんな雑踏を丁寧で正したウェイターが捌いていく様は、少しのセレブリティを感じるほど。

自家製のケーキもあるとやっぱり老舗の味が出る。

コーヒーの味わいの気分だが甘さが欲しい。
すっとコーヒーの風を吹かせたいのだが糖分が欲しい(文句が多い客だ)。

そんな時、童心を思い出し、そうだコーヒーゼリーだ!と。
その一皿に今の想いを満たす全てが詰まっているように妄想してしまった。

なんたることか。


格式高いコーヒーゼリー

コーヒーゼリーだが、僕が知っているものとはまた少し違う。でも1つ格上げされたそんな上品さが嬉しくてご褒美で。

一筋の切れ目もないぷるんぷるんの揺れるコーヒーゼリー(スプーンがすっとは通らない)。紛れもないビターテイストに生クリームと冷んやりバニラアイスがちょうどよい。慎重にハーモニーを奏でられるように口に運んでいく。
きちんと計算されたビタースイートに夏の昼過ぎやられてしまった。

アイスが溶ける前にと一瞬のきらめきだったが、それでコーヒーの味わいは紛れもなく吹いていて、お口も気分ももう夏の涼しさを迎え入れていた。

あっという間のコーヒーブレイクは、昔懐かしさを思い出させてくれた。

今年の夏は、3個パックのコーヒーゼリー常備しとこうか。


美味しいひとときに、ごちそうさまでした。
では、また次回。



今日のお店:珈琲らんぶる(東京都新宿区新宿3丁目31−3)



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