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デザイナーはやっぱりすごい。ライターもやっぱりすごい。


「三つ折りの事業紹介リーフレットを作ろう」
年末で人と会う機会が多いため、ふと思いつきました。
しかし思いついたのが11月の半ば。
プロに依頼しては間に合わないので、テンプレートを使って制作を開始しました。

クソダサいリーフレットが爆誕


とにかく絵的に表現することが苦手なので(美術の成績が1でムサビ卒の母を泣かせた人)テンプレートをなるべく崩さないように、文字数も律儀に守ってテキストを当てはめていきました。
 
とりあえずできたので自宅のプリンターで試しに印刷してみると……。
 
だせえ。
なんだよこれ。

原因はフォント。
高齢者向け健康雑誌ですかってくらいサイズが大きいし、フォントもなんだかおどろおどろしい。
 
どう考えても、この人に仕事を頼みたいと思えない仕上がり。
仕方なくフォントの種類やサイズを自分なりに調節し、入稿しました。
 
今回改めて思ったのは、デザイナーってすごいなということ。
かっこいい、かわいい、シャープ、仕事ができそう、優しそう、頼れそう。
こんなふんわりしたイメージを、ビジュアル的に表現できるのだから。
 
最近はキャンバのような素人でも使えるデザインソフトや無料のテンプレートがあふれ、誰もが「それっぽい」デザインをできるようになりました。
 だからこそ、プロのデザイナーが引き立つのかもしれません。

 

テンプレートの良し悪しすら見抜けないライターがいるのでは?

今回使用したテンプレートがダサいと気づけたのは、会社員時代にグラフィックデザイナーと机を並べて仕事をしていたからです。

一緒に勉強会をすることもあり、最低限のデザインの知識(余白が大事など)は多少あるので、違和感に気づけました。
 (悪いのはわかるけど、どう直せばいいのかわからないのですが)

ふと思ったのは、テンプレートの良し悪しにすら気づけないライターもいるのでは?ということ。
 
「文章なんてテンプレート通り書けばいいから誰でもライターになれる」的な怪しいライター養成講座がありますが、どんなときにどんなテンプレートを使うのかを判断できる技量が身につくのか疑問です。

「検索上位の記事をコピペしてPREP法」が蔓延したなれの果てが、つまらない記事であふれたグーグルの検索結果ではないでしょうか。
 
そもそもある程度キャリアのあるライターなら、〇〇法などのお仕着せのテンプレートではなく、経験に基づき自分に染みついたやり方や表現を無意識のうちに使っていると思います。

テンプレートというより職人技に近い。
記事は多種多様に渡り、きっちり型に当てはめるのは不可能だからです。
 
テンプレートで処理できないところを対応できる。
これがプロのデザイナーやライターの存在意義なのかなと、改めて思いました。

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