子どもとの会話が楽しくなる秘訣
ママ友や職場のひとに息子との会話などの
話をすると
「仲がいいんだね~」
と言われることが多い。
仲は良いと思うが
わたしは息子のことをすべて知っている
わけでもないし、
息子は親に自分のことを全部
話をしてくれているわけでもない。
なにをしてきたかというと
「うん、うん」
「へぇ~、そうだったの?」
と聞くだけ。
でも、そこには秘訣がある。
それは
「うん、うん」と聞いて
余計なことは言わない。
そして
余計なことも聞かない。
これが親子の会話を楽しくする
秘訣だと思っている。
わたしは子育て相談員だったので
「ひとの話を聞く」ことを生業に
していたので、もしかしたら聞き方が
上手?慣れている?かもしれない。
相手の話をよく聞くことって
相手の信頼を得られる行為でもある。
聞いた分、こころを開いてくれる。
専門用語でいうと
「傾聴」っていうことなんだけど。
いや、専門知識があったとしても
そこはやっぱり我が子なんで
別に下心があって「うん、うん」と
聞いていたわけではなく
「うん、うん」と聞いていると
どんどんいろんな話をしてくれて
わたしが知らない場所で生活している
息子の様子がとにかく
すごくおもしろかった。
わたしの知らないところで
そんな風に頑張っているんだ~
へぇ~、〇〇先生ってそんなひと
だったんだ~
それはいやだね~
え?それすっごくおもしろいね!
大変なんだね~
などなど、
とにかく、おもしろい。
子育て相談を聞いていると
お母さんが余計なことを言ってしまい、
子どもが口を閉ざしてしまっている
ケースが多いな~と感じる。
とにかく、わたしは
ウザいお母さんにはなりたくなった。
なぜなら、自分のお母さんが
「今日はどこ行くの?」
「今日はどこへ行ってきたの?」
「だれと出かけたの?」
「だれと電話してたの?」
とウザかったから。
人は根ほり葉ほり聞かれると
隠したくなる心境が働くものだ。
じゃあ、我が家の息子に隠し事が
ないのか?って話になると
はっきり言うと
隠し事なんてたくさんしていると
思う!
これは子育てハッピーアドバイスの
明橋先生が「思春期になれば、親に言えない
秘密を持っているのは当たり前」と言ってたが
ほんとうにその通りだと思う。
それが順調に成長している証拠だ!
それに、
子どものことを親が知りすぎるのも
よくないと思っている。
いろいろ聞きすぎると
かえって子どもを信用できなくなったり
不安に陥ったりする。
わたしなんて相当な心配性なので
「それ大丈夫なの?」ってつい
口走ってしまいそう。
→そしてウザいと思われるのがオチ。
だから、わたしは親子だからこそ、
お互い知らない秘密があっていいと
思っている。
親子言えどもやっぱりひとりの
人間として考えたら他人なんだ。
だから適度な距離感って必要なもの。
たまに娘さんの携帯をチェックして不安になって
電話をくださる相談者の方がいたり
娘さんの日記を見てショックを受けて
電話をくださる相談者の方がいたんだけど
なんで見てしまうかな~
なんでチェックするのかな~
わたしは自分の気持ちの整理に
ノートによく吐き出しをしているのだが
2人目を出産したときに
旦那にうっかりノートを見られてしまった
ことがある。
そこになんて書かれていたと思います??
「離婚したい」
・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
なんで見るかな~
旦那がすっごくおっかない顔で
「離婚したいの?」と聞いてきたのは
あとの祭りです(汗)
そう考えると
親子の会話も
旦那さんとの会話も
楽しく会話をする秘訣は同じだね(笑)
・余計なことは言わない
・余計なことは聞かない
・相手も自分も秘密を持つことを許可する
ことなかな~と
実体験から思います。
あ、それには大事な土台があって
子どもを信頼していること!
これがいちばん大事かもしれませんね。
これを読んでくださったみなさまの
体験にも合致することがあったら
うれしいな~と思います。
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