2019年 アズハル
2019年3月
シリア政府の戦争犯罪を問う、いいニュースだ。
でも難しいと思う。スーダンのバシールを考えてごらん。
彼らはいまだ国のトップだ。
妻が妊娠したんだ。双子だよ。新しい仕事もはじめた。
新しい家を探してる。忙しい。でもまぁまぁいいよ。
2019年5月
(ねぇ、アメリカはシリアに介入すべきだったと思う?)
勿論、かれは全ての空港を爆撃するべきだった。でも彼はイランを愛した。
オバマは、シリアとイラク、イエメンでイランを強くさせた。
シリアの人々を対価に、イランと取引を交わしたんだ(イランとの核合意)。
彼は中東全般に関心があったわけじゃない。
彼は核合意に夢中だった。だから、イランにシリアを渡したんだ。
今日のシリアは、今日のイラクよりも悪いよ。
「イスラム国」が来なかったら、僕らは何を避けられたのだろう?
国の分断?すでに分断されていたさ。
国は破壊された。
今はもっと破壊されているよ、人口の半分は避難を余儀なくされたのだから。
2019年7月
世界中が、過激化しているよ。自分たちは行動しなくちゃならない。
(写真 レバノン・ベイルートの展示会の作品 2018年 筆者撮影)
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