世界を旅するキッチン:ウクライナ料理
今年の紅葉も今週がピークでしょうか。週末はなんだか温かいスープが食べたくなってボルシチだ!ということで、久しぶりに世界を旅するキッチン、ウクライナ料理を作ってみました。
以前ロシア料理も作ったのですが、ウクライナは世界3大スープ料理の一つ、ボルシチを自国料理としてユネスコの無形文化遺産登録を目指すらしく、あらためて挑戦。
ビーツは”奇跡の野菜”と呼ばれるほど、抗酸化作用や動脈硬化予防、ダイエット効果などさまざまな効能があるそうですが、水煮ではなく、生のものを手に入れた方が絶対美味しいですね。じゃがいもみたいなのに切ると赤いエキスに染まって、物凄く生命力を感じます。スープストックの東京ボルシチは美味しいけど、ボルシチとは認めてません。
ビーツをコトコト2時間煮込んで野菜に味と色を染み込ませ、絶品のボルシチが完成。今回はその他に、ペリメニサラダ、ウクライナ風キノコとジャガイモ炒め、そして娘の好みにも対応すべくビーフストロガノフなどを。
ロシア-スラブ系の料理って、実はヘルシーで洗練されていて、世界の料理の中でもかなり好きなエリアなのですが、やはり冬になると温かく懐かしい、スープ料理がいただきたくなります。