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「おこづかい実証実験」⑤小1の失敗

こんばんは!
行動を促すFP*いしはらけいこです。

「”使う”が大事」がモットーの、ファイナンシャル・プランナーです。

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今回は、娘が小学校1年生だった時の、お金の失敗をお話します。

娘とスーパーに行き、親子それぞれ大失敗

「失敗から学ぶ」とはまさにこのことだ! という体験となりました。
いつも行っているスーパー。娘は、店内を知りつくしています。

夕飯の支度にギリギリ間に合うような時間帯。1階の食品売り場を駆け巡り、さっさと買い物を済ませたかった私。2階のおもちゃ売り場でゲームをしたいという娘に、付き合いたくありませんでした。

娘のお財布には、100円玉が2個。
「ゲーム2回やったら1階に来て、いつものルートでお母さんを探してね」

娘一人で、カードゲームをしに、おもちゃ売り場に行きました。

しかし……

そもそも、一人でおもちゃ売り場に行かせたのが、私の大失敗でした。
私も、反省です。
      
食品売り場で、半年ぶりにママ友に会いました。その子(つまり娘の友達)も、お姉ちゃんと、おもちゃ売り場でゲームをしているとのことです。

「ああー、一緒に遊んでるね」と、つい安心。

おもちゃ売り場のカードゲームは大人気。たぶん行列です。それにしても、遅いな~。と思いながらも、私の買い物は終了。

おもちゃ売り場に行ってみると、友達とおしゃべりしながらゲームの列に並んでいます。私は、少し離れたベンチで見ていました。

「2回分でこんなに時間がかかるかぁ~?」とは思ったものの。

お友達と、お姉ちゃんもいるし、それぞれの順番待ちなんかしていたら、
子どものことだから、要領が悪くて、時間もかかるかな。    

しばらくして、判明した事実。

娘は、200円分のゲームを楽しんだ後、お友達のお姉ちゃんから100円をもらって、平然と、次のゲームをしていたのです!!

お姉ちゃんにお礼を言ってお金を返した後、娘に、「ゲームは何回やったの?」と聞きました。

大泣きしながら、娘。「わかんない、わすれた」
その返事は、いかんだろう~~~!!!

●どんなにゲームをやりたくても、お友達からお金をもらってはいけない

●なぜ「がまん」が大事なのか

●お母さんの質問に、答えをはぐらかした

厳しい口調で、ゆっくりと、6歳にも分かるような言葉で、話して聞かせてみました。

来た来た。この経験!

普段、こっぴどく叱られるような悪さをしない娘なので、こういう経験は、待ってました!! じつは、歓迎する私でした。

痛い失敗をして、もう二度と、お友達のお金をもらうことはしてくれるなよ、との願いを込めて。

いろいろ話した後、「これからどうする?」と聞いてみました。

「おこづかいをもらわない」「ゲームをしない」と言ったので、
「そんな約束できるの?」と聞いてみました。

本当は、ゲームが大好きな子です。
「どうしてもやりたくなったらお母さんに相談する」に変更。

話の流れで、
お友達のお姉ちゃんに「ありがとう」も言わなかったことが判明。

「ありがとう、おはよう、こんにちは、をちゃんと言う」

大泣き、それこそ号泣しながら、娘が誓っていました。

待ってました 痛い失敗。

そして私の失敗。
どんなに時間がなくても、おもちゃ売り場のゲームには、一緒に行くべきだな、と。

まだ1年生なのですから。

判断力がつくまでは、見える範囲で見ていないとだめですね。
反省しました。

あれから8年。

古いブログをたどっていたら、このエピソードが浮上。今回、編集して投稿しています。

今、中学3年生の娘は、「私、学校の掃除はマジでやるよ」
「あいつ、自転車のマナー悪くてさぁ、ムカつく」
「まだ遊んでる子もいるんだけどさぁ、夕飯前には帰らなくちゃと思って、走って帰ってきた」
といった考えを持って、それなりに行動しているようです。

お金のしつけは、生活全体のしつけにつながっています。


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「”使う”が大事」がモットーの、ファイナンシャル・プランナー
行動を促すFP*いしはらけいこ
ライフプラン→マネープラン研究所
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