映画「おおかみこどもの雨と雪」

先週末(2017/06/18)
映画「おおかみこどもの雨と雪」DVDを観た。未だに感動で涙が止まらない。

【あらすじ概要】
人間の母(花)× 狼の父 から産まれた、姉(雪)と弟(雨)。
出産後の花と子供達に滋養をつけてあげたいという 家族思いの父親...
出掛けたきり 一向に帰ってこない。
花が夫を探していたところ、
川沿いに停車しているゴミ収集車に狼の遺体が処分されて行く...
夫は狩りに失敗して事故死したようだ。
夫の運転免許証を 遺影に飾り 花は気丈に子育てに奮起する。

しかし、都会では 母子ともに ストレスが大きすぎた。
お金が無いと生活できない窮屈な都会から
自給自足で辛いけれど 多少狼に変身しても大丈夫な辺鄙な田舎に居を移す。
はじめは 閉鎖的だった村民も 次第に花に対して友好的に接するようになり
ギブアンドテイクの良い循環が 生まれ 集落が活気づいてくる。

人間界に適応力のある雪、人間界では つまはじきにされる雨...
二度と狼に変身しないと誓う雪、動物界で暮らすことを決意する雨...
きょうだい それぞれが 違う道を選んで行く...

【雨と被る 自分の人生】
自分も 家庭の都合で義務教育を受けれない時期があったことも相まって
人間界適応が非常に難しい(いわゆるコミュ障)。
若い頃人間と一緒に働く(バイトや契約社員など)仕事をやってみたものの
読み書き、言葉づかい、常識が あまり理解できず クビになってばかり...

何をやっても ダメ人間な自分が 唯一できること。
それは 音楽と映像づくりであること。
色んな 人間との出会いを通じてわかった。
確かに ダメ人間かもしれないけど 自分に諦めず 腰を据えて
自給自足可能な環境で じっくりモノ作りする生活にシフトした。
いまは 里山で相棒ユウキと 静かに暮らしている。

【映画に描かれていた愛】
世の中は モノやマインド、煩悩(欲望を刺激する言葉)で溢れている。
身近な家族や仲間を大切にする愛...
これが 一番大切なんだ ということを
この映画は 気づかせてくれた。

着たきりスズメと言われて 大いに結構。
平凡で 質素な暮らしであったとしても
大切な相棒の命を守ることができれば上等...
温かい愛の溢れる暮らしが一番なんだ。

きょうも 元気なユウキを抱きしめる...

この映画は、観る人 それぞれに
いろんな ヒントと愛というギフトを
残してくれることでしょう。

最後まで 読んでくれて ありがとう!

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