KeiKo

世界を愛でるために言葉にしよう。

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最近の記事

説明しようとすればするほど、こぼれ落ちてしまう

この前、離婚した旦那さんの夢を見て、それに関して感じたことや、結婚について振り返って思うところを少し書いて一度noteで公開したのだけど、読み返したらやっぱり違和感を感じて、下書きに戻してしまった。 約10年間の結婚生活を振り返り、言葉にしたいと思うけど、まとめようとしたり、説明しようとすればするほどに、色々なものがこぼれ落ちてしまう。 例えば、私は結婚生活の中で、ある種の”満たされない気持ちを抱えていた”ことは事実だけど、じゃあ最初から最後まで全てが満たされていなかった

    • 『いわずにおれない』まど・みちお

      ー 存在している全てのものに、等しく尊い価値がある。 どのページを開いても、まど・みちおさんの強い思いが溢れている。そして、リンゴやノミや湯呑みでもホコリでも、とにかくどんなものにでも、その目の前にあるものに心が震えた瞬間が、誰にでもそっくりそのまま届くようなやさしい言葉で綴られている。 まど・みちおさんへのインタビューと、作品で構成されている『いわずにおれない』は、折に触れて読み返している大好きな本。読む度に”豊かさ”ってこういうことだと心底感じるし、心が潤いでいっぱい

      • 大学生の時、心が落っこちて、落っこちて、どうしようもなかった時期がある。 自分という存在が、頼りなく朧げにしか感じられず、生きている実感と喜びが途端にはるか遠くへいってしまった。 きっかけは、大学生活に、楽しみや好きなことや好きな友達を見つけることができなかったことだった。 一時は、起きている時より、眠っている間の夢の中の自分の方に、より確かな存在を感じていたこともある。夢の中の方が、まだ楽しかったのだ。たくさん眠っているのにも関わらず、いつも眠かったし、眠るつもりがな

        • 桜の咲いている日の出来事

          たまには今日の出来事を。(ただの日記です) 昨日の夕方頃飲んだコーヒーのせいか、ぐっすり眠れないまま、6時半頃、彼の部屋でけたたましく鳴り響くアラームの音で起こされる。自分がセットしたアラームなのに、全然止めてくれなくて、私が彼を起こしにいく。うるさい、うるさい、うるさい、と何度も文句を言いながら二度寝。 9時起床。身支度をして白湯を沸かす。 頭と身体が活動を開始するまで1時間。10時から白湯を飲みつつノートタイム。思っていることをつらつらと書く。今日は表現するときの”

        説明しようとすればするほど、こぼれ落ちてしまう

          この前駅前で「何かがおかしい。でも何がおかしいのかわからない」というプラカードを持ちながらブルーハーツの曲をアカペラで一人熱唱している若い女性がいて、「気持ちはわかるけど、なんかおしい…」と感じた。

          この前駅前で「何かがおかしい。でも何がおかしいのかわからない」というプラカードを持ちながらブルーハーツの曲をアカペラで一人熱唱している若い女性がいて、「気持ちはわかるけど、なんかおしい…」と感じた。

          美味しいお蕎麦と、久しぶりの母との暮らし

          現在実家暮らしの私。 2ヶ月程前から実家で過ごしている。10年ぶり。 母親と過ごすゆったりとした時間が心地良い。 昨日は近所に買い物に行く道すがら、とても美味しいお蕎麦屋さんでランチをした。 お蕎麦屋さんの入り口にある見たことない形の水槽。 大きな金魚がいた。 私はつけとろ蕎麦、母はかき揚げ蕎麦。 とっても美味しいお蕎麦屋さんで人気店、いっぱいで入れないことも多いらしいけど、するりと入れたタイミングの良さを喜び合った。 このお店のお蕎麦を、私は数年ぶりに食べた

          美味しいお蕎麦と、久しぶりの母との暮らし

          初めまして。note。

          シンプル。 シンプルなフォーマットがいい。 なんだか全てを受け止めてくれそうな、器の大きさを感じる。 そして、何より、"noteのヒント"に力強く背中を押された! 文章を書くこと、創作することは、ずっと怖くて恥ずかしいことだった。 だけどどうしても心が引っ張られてしまうもの、なのだ。私にとって。 心は引っ張られるものの、怖がって尻込みして躊躇している私の手を、ぐっと掴んで導いてくれる、なんて男前な"note"。 すでに"note"に恋に落ちちゃったような気分。

          初めまして。note。