いい人を続けているうちは、自分の真ん中にはコミットできない
「いい人でいること」が第一優先になっている人が
本当に多いなー!と感じています。
ほぼ毎日会いますね。
周りから見たら仏みたいですよ。
とても好かれますよ。
いつも朗らかに笑って、
みんなの話を黙って聞いて、
ご馳走も最後に少しだけ食べるような人。
昭和のお母さんみたいなイメージと言ったらいいのでしょうか。
それで、我慢に我慢を重ねて熟年離婚したりして。
それは言い過ぎかもしれませんが、
我慢って本当に体に悪いんですよ。
じゃあそのいい人が、意見を持っていないかっていうと
全然そういうわけじゃないんですよね。
腹の中ではものすごい悪態をついている可能性がある。
でも、現実世界にそんなところは見せない。
これを長年続けていれば、
どこかに支障をきたしますよね。
「わたしはこんなにがんばっているのに、報われない」
と常に思っている。
そうやって、我慢していることも
伝わる人に伝わっちゃうんですよね。
「自分で仕事を作っていきたい」という人だったりすると、
もうそろそろ、いい人やめませんかと言いたい。
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なんでかというと、
昔その状態でビジネスコンサルを受けたことがあるんです。
はっきり言って、お話になりませんでした。
大金を無駄にしました。
自分の口から出てくる言葉に
ひとつも本音がなかったんですね。
それで、できた商品といったら当然
「ザ・綺麗事」を丁寧に箱につめたようなものでした。
そんなビジネス、続けられるわけがないんです。
本当失敗でした。
そのコンサルタントのせいではなかったですよ。
完全に出直し状態でした。
だから、個人でビジネスをしようと思ったら
いい人であることを優先してはいけないんです。
自分の本音にさえ迫ることができないからです。
その状態では、お客さんの本音にコミットできますか?
本当に望んでいることが見えてくるでしょうか。
まずは、自分を丸裸にすることなんです。
商品のオリジナリティは二の次です。
自分が本当は何を求めているのか。
それが、いい人の枠に入っていなくてもいいんです。
常識的にいいことじゃなくても全然いいんです。
自分の幸せは
どんなに優秀な人にも見えません。
とはいえ、
いい人を長くやっていると、
深掘りするのが難しいので質問集を作っています。
これを機に、いい人やめてください。
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