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「シン・ジブン主義」実践の3ステップ

今回は日々をワクワクさせる【シン・ジブン主義】の実践についてお伝えします。



我以外皆英雄の罠

思うように事が運ばない当時の私は
「運がいい人はいいなぁ」
「能力が高い人は引き上げられるんだなぁ」
「それに比べて自分は何やってるんだろう」と
モヤモヤ、クサクサしながら周囲を羨んでいました。


そんな時、旧知の人から言われました。

「いつも何かに挑戦していて凄いですね」
「ここ数カ月、落ち込んでいてキラキラ輝いて見えるあなたに対して引け目を感じて連絡できなかった」と。

ハッとしてこんな言葉が浮かびました。


我以外皆英雄の罠


自分が不調やスランプに陥っていると、周囲が皆うまくいっているように見えてしまうことはありませんか。それは心を乱す<罠>だということです。


調子が悪いとネガティブに物事を受け止めがちです。自分だけが運や縁に見放されているような孤独感に包まれることもあります。どうも違うようだと考えました。誰もが口にしないだけで足掻いているのだと。それは他には見えなくて、外から見ると光って見えてしまうのだと。

もちろん本当にうまくいっていて(どんな状態がうまくいっているのかを定義するのも実は難しいですが)、輝いている人もいますが、話してみると裏に涙、苦渋の日々があると聞くことが多いです。


人と比べることはあまりお勧めしません。あの人も頑張っているから自分の励みにしようというのはとてもいいことですが、花をつけない植物が開花する花を見て落ち込んだり、(無駄な)努力をするようなことはナンセンスだと思います。


シン・ジブン主義とは

【シン・ジブン】主義とは、人と比べず、ココロを解いて、ありたい自分を大事にすること。自分がどんな特性を持ち、どうすることがハッピーなのかを自分で調べて見出し、その方向に自分で進むということです。


・自分のユニークポイント(独自性)を見出すことでやりがいのある仕事やボランティアなどの活動をしたい方
・充実感を得られるようなライフワークを見つけたい方
・今の延長線上ではない人生にしたい方

【シン・ジブン主義】のアンテナでこれらの解決に向けて一緒に考えていきましょう。



さて、前回のワークを通して、自分を喜ばせるもの、ハッピーにするもののアタリがついてきましたね。

✓やりたいことがみつからない
✓どうやって見つけたらいいのかわからない

ここは少し抜け出せたと思います。気になるものが見えたところで、次は検証です。確信を持つためのトライアルです。

実践の3ステップ

3つのステップで、自分の大切なものに手ごたえを感じていきましょう。


1.いろいろ試してみる

欲しいもの
したいこと
ありたい状況


書き出してみたあれこれをムリ目なところまで可能性を広げて取り組んでみましょう。

・予算がないなら方法を見直してみる。
・スキルがないなら、できそうな人を探して協力してもらう。
・買わなくても試せる方法を探してみる。
・行けないところなら行った人の話を聞いてみる。


違和感を持っても、その気になって取り組んでみる、演じてみるのも手です。やっぱりやめられない、止まらないさらにワクワクが湧き出ることもあれば、思ったほど興味がないことに気づくかもしれません。

憧れや思い込みで留まっていた対象へ一歩近づいてみることで、これらの精査に繋がることでしょう。


What do you want?


大事な時間をこれほどまでに費やしても惜しくないこと。やらなきゃ、ではなく勝手にドンドン探究の方向へ進んでしまうこと。
確信を持てたことは何ですか。



2.ユニークポイント(独自性)を自覚する

試したことで見えてきた自分の特徴。好きなこと、ラクにできること。アイデアや工夫が湧き出てくること。それがあなたのユニークポイント、いわゆる独自性の欠片です。そのものズバリかもしれませんが、その先の奥深いところに控えているものもあるかもしれません。
そして、それらが活きた出来事があったかどうかを思い起こしてみてください。子どもの頃から変わらない特徴なのか、経験等によって育まれたものなのか。

自分で自分のことは確信を持ちづらいので、周囲に聞いてみるのもおすすめです。客観視を取り組む手軽な方法です。いや、聴いてみるのにハードルを感じる人もいるかもしれませんね。でも一瞬のこと。是非こんなふうに聞いてみてください。


私のことを人に紹介するとしたらどんな特徴がある人と話す?


自分のユニークポイントを活かして、どんな活動ができるかの糸口を見つけることができるでしょう。



3.妄想マップを描く

自分のワクワクの源泉や自分のユニークネス(独自性)が見えてきて、望むことがわかったら、それがどうなったら到達するか、到達したら自分はどこでそれをどう受け止めているかなど、プロセスや結果の妄想をしてみましょう。

文字でも絵でも写真でもイメージが鮮明になる、つまりビジュアライズできる状態へと持っていきましょう。とはいえ、できないからといって焦る必要はありません。頭の片隅に置いていれば、あるときハッと絵が浮かんでくるはず。そして、「こうなって、ああして、こうして…ふふふ、いいぞ」なんてアタマの中で妄想するその望みは、ジリジリとゴールに向かって進んでいくことでしょう。



さぁ、今回の内容はいかがでしたか。日々をワクワクさせる【シン・ジブン主義】を育めている感じがあれば嬉しいです。


次回はこれまでの総まとめ。
【シン・ジブン主義】で生きるために本当に大切なことを3つお伝えします。



ユニキャリア
岡田 慶子(オカダ ケイコ)
 

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