見出し画像

【第25章】手術翌日に安静解禁!麻酔後はじめて立って歩いたよ


2022年7月28日。術後1日目。

朝、看護師さんがきて、体温、血圧チェックをしてくださいました。

そして、今日はこのあと大丈夫そうなら立ち上がって少し歩くとのこと!


昨日の朝一番に手術を受けてから、頭を起こさないようにずっと安静にして寝てました。昼間にあれだけ寝たから夜は寝れないかな、と思っていましたが思いの外眠れて良かったです。でも、丸1日寝ていたし、麻酔後なので立ちくらみが起きないかちょっとドキドキします。。

わたしは、起立性低血圧 でよく立ちくらみを起こします。いわゆる目の前が真っ白になって、血の気が引いていくやつですね。病的な程ではないですが、一瞬で戻る時が殆どで、ちょっと時間がかかりそうなときは倒れないようにすぐにしゃがむことで危険を回避しています。するとほんの数十秒ほどで復活してきます。

そのため、看護師さんには【立ちくらみをよく起こすけど、よく自分の状態把握しています。】と告げ、私のペースに合わせてもらうことにしました。

まずはベッドの頭の位置を高くして、しばらく様子を見るとのこと。10分くらいそのまま安静にしていても頭痛や吐き気、不快な症状はなしでした。それでは!ということで看護師さん立ち会いのもと、ベッドに腰かけてから立ち上がってみる。特になんともなく大丈夫そうだったので、そのまま付き添われながら少し病室内を歩いてみました。


看護師さんも『うん、全然問題なさそうですね!』と仰ってくださり、良かったです。

このタイミングでおしっこの管を抜いてもらい、自分でトイレに行けるようになりました。繋がれていない自由って、心から解放されますね。なんだかとっても嬉しかったです。

看護師さんからは『管を外してから初めてトイレに行ったら、ちゃんとおしっこが出たかをナースコールで報告してください』と言われました。

『おしっこ出ました』とナースコールすることにちょっと抵抗を感じるな。ふとそんなことを思いました。(なんか照れくさい感じ)

その後、しばらくすると尿意をもよおしてトイレに行くと、すんなりスッキリ出てくれて一安心。


ベッドに戻ってから、看護師さんにちょっと照れながら『おしっこ出ました!』とナースコールで報告するとわりとすぐにきてくれて超音波で残尿量を計ってくれました。看護師さんからは『問題ないですね!』とお墨付きをいただきました。


管を外してから、はじめてのおしっこの報告の理由はこの残尿量を測定するためだったのですね。納得。理屈が分かると素直に行動しやすいので、ひとこと言ってくれたら嬉しかったなぁと思いました。



何はともあれ、今のところ特に問題もなく、優秀なわたしのからだに感謝です。こんな当たり前で普通の事がとても嬉しくて、実はかなり有り難いことなんだなぁと胸が熱くなりました。


う◯ちに関しては、術後1.2日くらいはほとんどが水様便らしく、この場合は報告義務なし。

3日目くらいからは塊ができて、まとまってきたらトイレで看護師さんのチェックが入ります。う◯ちを人様に見てもらうのは、やはりかなりの抵抗感ありますね。

大腸内視鏡検査のときに、何度もみてもらってても勇気がいるのは変わらない。羞恥心がありますもんね。でもまぁ、そのうち慣れるから大丈夫なのでしょうか。

それに、どの看護師さんもみなさんとても親切でいい方ばかりなんです。決してお世辞とかではないのですし、患者としてはこれが何より嬉しいことですよね。


この日からのミッションは
◆坐浴1~2回
◆便の回数と状態の記入
◆水分量の記録
◆追加で飲んだ痛み止めの回数

これらを渡されたパンフレット【ご入院中の治療の経過と看護】に記入して管理していくことになります。そして、夜の健康チェックの時に翌日分の薬をもらい、自分でお薬ケースに朝昼夜に分けて管理すること。


【この日にもらった薬】
◆コップフロモックス錠100mg(抗生物質)
 →朝昼夕各1錠ずつ
◆コップカロナール錠200mg(痛みや炎症緩和)
 →朝昼夕各3錠ずつ
◆コップセルベックスcap(胃粘膜の炎症改善)
 →朝昼夕各1カプセルずつ
◆コップ酸化マグネシウム錠330mg
 (便を柔らかくしたり胃酸の中和)
 →朝昼夕各1錠ずつ
◆コップセパゾン錠2mg(お尻の筋肉をほぐす)
 →寝る前1錠


【頓服薬として】
◆ロキソニン錠60mg(痛みや炎症緩和)
◆ムコスタ錠100mg(胃粘膜の保護、炎症改善)

毎食後に飲む薬



写真の薬を朝昼夕に飲む。そして寝る前にセパゾン錠2mgを飲むんで1日分。



そしてミッションのひとつでもある坐浴。これ、松島病院の特色でもあるらしい。

坐浴トレイ


このトレイをトイレにセットしてお湯をため、そこにお尻を入れて、というか座ります。


【坐浴(傷のケア)の効果】
トイレ傷口に付着する分泌物や便を取り除き、傷を清潔に保つはさすがにドキドキしたけど、慣れてくるととっても気持ちいい♡

入院してからお風呂に入っていないからなおさら気持ちよく感じました。


この写真のように、排水弁がついていて上に引き上げるとためたお湯が排水されていきます。松島病院のトイレは便器の後ろにお湯の出る水道が付いているのでそこからお湯をためられてとっても便利でした。この坐浴トレイはとてもよく作られていて感動しました。

高齢の方も使ってあげたらとってもいいと思う。(仕事柄こう言うことには敏感。)そんなことを思いながら、毎回の坐浴を楽しんでいました。


今日から安静は解除となったので、自分で歩けますが、午前中は病室内くらいまでの範囲。そして午後からは3階の売店までOKとの指示でした。でも、今日はなんとなく気乗りがしなかったので、売店などには結局行きませんでした。

今日1日の経過としては、体温はだいたい37.3度で血圧は80~90くらいだったかと思います。相変わらず微熱が続いていてだるくて眠い。

血圧測っても測定値を言ってくれる看護師さんと言ってくれない看護師さんがいるので、知りたいならちゃんと聞くべきだな、と自己反省。

そして、この日も実はベッドでポチポチと株をいじっていました。術後の昨日に仕込んでおいた株が朝から値上がっていたので、朝イチで利確しちゃいました♡相場が良かったこともあるけど、こうやって入院中にもベッド上でお金を稼げることの心理的な安定効果は思っていたより大きかったと感じました。


時間給ではなくて、お金を稼げる柱が欲しい。そして収入の柱をいくつか持っておきたい。そう思って株を始めた自分をたくさん褒めてあげたいと思いました。そして、儲けられるまで諦めずに取り組んできた自分にはもっともっと褒めてあげたい。ありがとう。よく頑張ってくれたね♡


続く。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?